小池党首が出ない総選挙結果はどうなる?!

小池新党「希望の党」が安倍政権を脅かすか、それとも安倍自公政権が過半数を確保し延命するか、安倍首相は衆院の「過半数(233)を取れなければ私は辞任する。」と語った。問題は小池都知事が本当に出ないのかだ。小池総理の目があるのとないのでは政権交代への国民の期待度が違う。したがって投票率も上がるか下がるかで「希望の党」の当選数が上がり下がりする。

安倍首相は現有議席288のマイナス30ぐらいを予想していると言われている。自公が過半数を取れば安倍政権は存続。問題は自公が過半数を失った時「希望の党」が政権に加わるのか、それとも野党にとどまるのかである。政権に加わるのなら首相に誰を押すのか注目される。

自公が過半数を割った時、維新が連立に加わることも予想される。この場合安倍政権が存続する可能性もある。自民・公明・維新・希望とどれもが改憲政党なので組み合わせは多々ある。

「希望の党」が過半数を占めることは候補者がどの程度そろうのかにもよる。希望が過半数を占めれば希望・維新の連立政権が生まれるかもしれない。小池は選挙後の首班指名で「山口さんがいい」とかたり、東京の公明党の出る選挙区には対立候補を立てない事を表明した。小池の公明党抱き込みの意思は強く、希望と公明と維新の3党連立の組み合わせも大いにあり得るであろう。

「今ならそんなに負けない」と安倍首相が解散したのが裏目に出る可能性はまだ残っている。自公も希望も過半数を取れない時、安倍の退陣で誰が総理になるのか?自民の石波、公明の山口の可能性が高い。「希望の党」からは小池以外の人物が出ることは有り得ない。小池は自分が国政に出るのが次の次と言うことなので、希望以外に人選を求めるであろう。「希望の党」の記者会見での男3人の浮かない顔が印象的だ。小池は自分以外の希望の人物が目立つことは許さないであろう。

小池が民進議員を選別したことで、政権交代への国民の期待は失望に変わった。共産党と立憲民主党など護憲派がどれだけ議席を取れるかも重要な事である。安倍の戦争路線を阻止できるかは護権派政党の踏ん張りによるであろう。

新世紀ユニオンの総選挙への態度について!

当初「日本をリセットする」との小池「希望の党」党首の発言を信用し、国民の多くが小池は安倍自公政権を倒すと思い込んだのであった。ところが野党第1党の民進が解散し、「希望の党」への合流にたいし、小池の不可解な改憲と安保法での、ヒトラーのような選別が始まり、政権交代を望む多くの国民を失望させたのである。

その後明らかになったのは、今回の安倍首相の不可解な解散が「小池と安倍の八百長試合」(月刊誌「選択」10月号)であり、その狙いは改憲勢力の3分の2達成であることが暴露された。この記事によると、公明党の山口代表が9月13日に改憲に付いて「国民と国会議員の幅広い賛同がなければ(改憲)は難しい。今はとてもそこまではいっていない。」と改憲に後ろ向きの発言をしたことから、議会の全ての議席を改憲勢力で占めることが安倍の政治課題となり、解散の狙いとなった。

テレビニュースで安倍・麻生・小泉・小池が料亭で会談し、出てくるシーンを見た人も多いであろう。この政治陰謀とも言える解散劇に民進党を解散した前原も加担していたと見るべきであろう。自由党の小沢が野党統一候補で総選挙に臨もうとしていたことをぶち壊し、野党を改憲派の「希望の党」と護憲の共産などの2つに再編する狙いが、今回の解散劇には仕組まれていたのである。

その事は小池が大阪の右翼政党維新と連携し、大阪では「希望の党」の候補を立てないことで一層明らかとなった。希望の幹部が小池が政権を取るのは次の次、と発言したことを見れば政権選択選挙ではない。小池が「日本をリセットする」といった意味は護憲派を議会から一掃する意味であった。したがって新世紀ユニオンは「八百長試合」の総選挙では改憲勢力=戦争勢力には断じて投票できない事は明らかだ。

公明党は創価学会婦人部が反戦平和派であるので、自民・維新・希望の右翼3党で3分の2が集まれば使い捨てにされるであろう。安倍首相が「国難選挙」と言った意味は朝鮮戦争の再発に向けて憲法を改正する戦争体制確立の選挙だという意味である。

国民をあたかも「政権選択選挙」であるかのようにだまし、自民・希望・維新の改憲派が議会の全ての議席を占拠する「挙国一致」の反動的狙いを阻止しなければならない。以上のことから新世紀ユニオンの組合員とその全ての支持者に、22日の総選挙の投票では護憲派の共産党・立憲民主党などに投票するよう訴えるものである。

総選挙で「日本核保有論」の是非も問え!

トランプ政権は、口では強硬だが実際には北朝鮮との話し合い解決を目指している。その証拠にトランプ大統領に近い米メディアが日本・韓国・台湾に核を保有させ、そのことで中国を封じ込めさせる主張を展開し始めているという。

つまり日本・韓国・台湾というアメリカの従属国を使って中国を封じ込め、朝鮮半島から米軍を引き上げるという戦略がアメリカで検討されているらしい。つまりトランプはアメリカが日本や韓国の防衛に責任を持つのが嫌で、アメリカのアジアにおける負担を、日本・韓国・台湾に肩代わりさせようという戦略であるようだ。トランプはアメリカだけがアジアの安全保障を請け負うことに反対している。

しかし、アメリカのこの戦略の困難は、アメリカが作りあげた日本の「非核3原則」と護憲論である。日本人の核アレルギーは、アメリカが日本を従属国にするために植え付けたものであるが、それが今度はアメリカの新しい戦略、すなわちアメリカのアジアでの中国の軍事的封じ込めを日本に役割分単させる上での困難を形成している。

日本には既に1千発以上の核弾頭分のプルトニュウムが原子炉の中にある。数カ月もあれば日本は核保有国になれるのだが、問題は日本の核アレルギーをどうやって一掃するかである。韓国の場合は核保有賛成が国民の6割を占めている。韓国に核を保有させればアメリカは在韓米軍を撤兵できるのである。

今のところ、日本の核武装に付いてアメリカ政府は2つにわれているようだが、トランプ大統領は選挙中から日本の核武装を論じていたのである。トランプのアメリカ第一主義は、日本や韓国や欧州諸国にアメリカに変わって役割を果たすことを求めている。

日本の政党・政治家は、総選挙に当たり、日本の核武装に付いての見解を明らかにすべきだ。日本が核武装し、対米自立することは、第3第4の被爆地を生みださない為にも必要であり、戦後70年以上も自国の防衛を他国に依存することを止める時期に来ていると我々は考える。総選挙に当たり、安保法制を政党の公認の踏み絵にするなら、核保有の是非も明らかにすべきであろう。安倍や小池のように改憲しか言えないところに対米従属論者の日和見が表れている。

解散は小池と安倍の「八百長試合」なのか?

小池氏の民進党からの移籍議員に対する姑息な選別が国民の失望を誘っている。なぜ安保法制と改憲が「踏み絵」になるのか?多くの国民には理解出来なかった。その理由は小池都知事の「日本をリセットする」との意味を反安倍政権と理解したからであった。

ところが民進党が解党の決意で「希望の党」に流れ込んだのは、「どんな手段を使っても安倍政権を終わらせる」(前原)との決断からであった。ところがその後の事態は小池氏は踏み絵を踏ませることで野党を分断することに成功した。

小池氏の「日本をリッセットする」とは改憲を成功させる陰謀に他ならなかったのでは?との疑問が出ている。小池氏の「三都物語」とはあの右翼政党であり、利権の再分配と改憲の維新と協力するというのだ。つまり今回の安倍の解散は改憲勢力の拡大が真の狙いではないのか?との疑問が出てくるのである。

月刊誌「選択」の10月号は「小池と安倍の八百長試合」と題し、副題で「総選挙後は改憲勢力拡大へ」と、今回の安倍の解散があらかじめ小池と企んだ八百長試合だというのである。これが事実なら小池は国民をだまし、改憲を実現しょうという政治的詐欺師である。同記事によれば5月11日に小池氏が首相官邸で安倍首相と会談した際、小池は安倍首相の憲法9条に自衛隊の存在を明記する改憲案に賛意を示したという。

これが事実なら小池の「希望の党」結党は安倍と打ち合わせずみの「八百長試合」となる。結果野党第1党の民進党が消え、改憲政党ができたことになる。小池氏の「日本をリッセットする」とは安倍政権を倒すことではなく、安倍の改憲を支えることだったのではないか?との疑いが出てくる。小池氏と前原氏との会見はどのようなものであったのか?両氏は説明する義務がある。

公明党が改憲に後ろ向きの態度を明らかにしたことが、安倍が「八百長試合」を企み、総選挙後は改憲勢力の拡大を実現する筋書きなのだという?これが事実なら、小池氏の「日本をリッセットする」との発言を信じた国民がバカだったのか?小池氏はきちんと説明すべきだろう。これでは政権選択選挙ではなく改憲実現選挙なのである。このままでは小池氏の「希望の党」は、国民には「失望の党」になるであろう。

小池氏は選挙前の姑息な選別をやめよ!

小池氏は民進党からの入党申し入れを(1)安保法(2)憲法改正の2点で選別する考えを表明している。これでは「希望の党」の幅が狭まり、自公には勝てない。党内に一切別の考えを認めない、というのは奢りの表れではないか?

せっかく民進党の新党首の前原氏が解党の決断をしたのに、これでは野党が2つの陣営に割れる。反安倍政権で「日本をリセットする」のではないのか?それでは政権交代を望む国民の期待を裏切ることになりかねない。

自民党でも護憲派の議員がいる、公明党内にも安倍の右翼政策に反発する人がいる。北朝鮮の核恫喝で安保法への考えを変えた議員もいるはずだ、それを過去の発言で選別するという。何と度量の小さい人だろう。党内の政策をめぐり多少の意見の違いは認めなければならない。選別するのは国民であって小池氏ではない。

組織と言うのは意見の多様性を認めないと脆弱でもろい組織になる。「希望の党」がリベラルを排除するなら今回の「希望の党」の選別は野党共闘を破壊するだけの目的と受け取られるであろう。政党を結成するということは政権を取ることを目指すのであるので、当然小池氏は知事の職を辞し、国政に進出すべきだ。

「希望の党」の幹部が政権を取るのは「次の次」との発言も報道されている。これも間違いだ。安倍政権が森友・加計問題で追求を逃げるために解散したのであるから千歳一遇のチャンスなのに総選挙を前に「次の次」などと発言すべきではない。

私の周りの人達からは「失望」の声が多く出ている。党内にリベラルを抱えることがなぜいけないのか?小池氏は説明すべきであろう。自民党内にもリベラル派・護憲派がいる。違った意見を排除するのはまるでヒトラーのようではないか?

小池氏は大阪の維新の党とも協力するという。大阪では維新が改革ではなく「新たな利権の再分配」の政党だということが明らかになり、すでに府民から見捨てられつつある。これでは「希望の党」は国民にとって失望の党になりかねない。小池氏は国民の政権交代の希望に答えるべきで、狭量な選別を止めるべきだ。「安倍右翼政権からの転換」の1点で団結してこそ政権交代が実現するのだ。小池氏は小異を無視して大道に付け!
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