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笑顔無き首脳会談を行った習近平の腹の内!

昨日、約2年半ぶりに日中の首脳会談が開かれた。安倍首相が「こうしてお会いすることが出来て非常にうれしい」と笑顔で話したが、習近平国家主席の顔は厳しく目線もあわさず横を向いた。安倍首相は「わが国は引き続き平和国家としての歩みを堅持していく」と述べた上で「日中間には個別の問題もあるが全体的な関係を損なうことは避けるべきで、ぜひ前向きに対応してほしい」と語ったが、習近平主席は笑顔を見せないまま、安倍の問いかけに答えないまま、「今回の会談は関係改善の第一歩でであり、今後も徐々に関係改善の努力をしていきたい」と固い表情のまま述べたにとどまった。

中国側のAPECの報道は、日本以外の首脳との会談は笑顔で迎え、背景には国旗があったが、日本側と握手する場面では背景に国旗は無く、しかも「日本側の求めに応じて」との表現で「応約会見」だと報じられた。会ってほしいというので会ってやった、というのが中国側の態度である。これは安倍が靖国参拝を行ったら日中間の関係はこじれますよ、という意思表示とみてよい。

中国は国内でイスラム教やチベット仏教を弾圧しながら、信教の自由のある日本で、日本では戦前の国家神道がすでに無くなっているのに靖国参拝を今も問題にしている。ロシア政府が靖国参拝について、国家指導者が国の為に死んだ人の墓や記念碑に参拝するのは当然、という態度と正反対の態度である。ここには中国は70年前の戦争の被害者との態度が背景にある。

この問題での毛沢東が、日本側の訪中時に見せた態度は「日本人民も中国人民も日本軍国主義の被害者であり、あなた方は侵略を謝罪する必要はありません。」「日本軍が侵略してくれたおかげで我々は抗日統一戦線が出来、中国革命に勝利出来ました」との発言が度々みられた。毛沢東と周恩来はこうした立場から戦争賠償請求権を自ら放棄したのである。そして田中角栄は毛沢東のこの態度に感嘆し、日本政府はこの年より長年にわたり多額の無償援助を中国に続けたのである。(この無償援助のことは中国政府は国民に隠している。)

歴史を尊重せよ、と言いたいのは我々の方であり、中国側の方ではない。戦争問題は日中国交回復時の共同声明で決着がついているのに、いわゆる「歴史問題」を中国側が持ち出すのには理由がある。国内の党指導部への人民の批判が厳しいので、反日宣伝で敵を日本であるかのように演出し、内的矛盾を外的矛盾にいつでも転化できるようにして置くためであるのは明らかである。

中国はすでに社会帝国主義に転化しており、近い将来日本に戦争を仕掛けることは走資派指導部内の戦略決定と断じて間違いないことである。オバマの日和見主義がヒトラーの侵略を容認した当時の英首相チェンバレンの歴史的役回りを演じていることを日本人は見ておくべきである。つまり日本人は日中首脳会談が出来たからと安心してはいけないことを指摘しておかねばならない。日本は頼りにならないアメリカから自立し、急いで中国拡張主義の侵略戦争に備えなければならない。
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