FC2ブログ

北朝鮮指導部が解決すべき重要な問題について!

韓国の情報機関・国家情報員は10月28日、国会議員に対し非公開で北朝鮮情勢を報告したという。その内容について報道は、昨年12月に処刑された張成沢元国防副委員長の影響下にあった人物への粛清が最近まで続いていたこと、朝鮮労働党幹部約10人を含む約50人が銃殺されたという。

体制を称賛する歌を、金正恩第一書記を非難する歌詞に置き換えてカラオケで歌った為に処刑された者もいたという。また砲弾の命中率が低かったことなどを理由に2階級降格された幹部もいたという。また強制収容所も拡大されているという。

こうした報道が事実なら北朝鮮指導部は性質の異なる二種類の矛盾を混同していることが分かる。一般的に国家指導者が心得ておかねばならない事は(1)敵と味方の矛盾、と(2)人民内部の矛盾を正しく認識することである。(1)は敵性の矛盾であり外国のスパイや手先、反体制派などが敵であり、権力的解決(=独裁)や戦争で解決する。(2)は労働者階級内部の矛盾、農民階級内部の矛盾、小ブルジョア階級や知識分子と労働者、農民等との矛盾や官僚組織間の矛盾など人民内部のあらゆる矛盾が含まれる。これらの人民内部の矛盾の解決方法は、批判と自己批判によって解決しなければならない。

ところが北朝鮮では政策的失敗であろうと、ささいなことであっても処刑や強制収容所送りであり、これでは古代の王朝の暴君と変わらない。政治的実力も才能もないのに、相続によって政治権力を手にするとすぐ専権を振るう、約50人を銃殺する、これほど醜悪なことはない。

北朝鮮の若き指導者は、内的矛盾を全て敵対矛盾と誤認して恐怖政治を繰り返しているように見える。これでは政策的失敗から貴重な教訓を得ることはできない、これは権力者にとっては自殺行為とも言える愚行であり、こんなことで政権が安定するとでも思っているのなら金正恩は愚かな指導者と言うしかない。「朝鮮民主主義人民共和国」という立派な国名が泣いている。

金正恩の周辺の人物がこうした間違いを指摘したらすぐ処刑されるであろうから、誰かが金正恩に指摘すべきであろう。猫の首に鈴を付けるネズミがいないように、金正恩に忠告する人が誰もいないなら北朝鮮は滅亡するしかない。今はアメリカの半島の現状固定化の政策で延命しているにすぎないのである。金正恩に二種類の矛盾の正しい処理の仕方を、朝総連の幹部が手紙ででも教えるべきであろう。
スポンサーサイト



コメント

コメントの投稿

トラックバック


この記事にトラックバックする(FC2ブログユーザー)

SEO対策:政治