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世界の常識は中国では通じない!

深刻な大気汚染の中で北京マラソンが行われた。主催者は「できるだけ鼻呼吸で」と呼びかけたが、この通知はネットで笑い物になった。PM2,5濃度があがり北京はカスミの中で約3万人がマラソンに参加したが呼吸が苦しくて棄権者が続出した。「一体健康のためなのか、無鉄砲なだけなのか」笑うに笑えない批判が出ている。中国政府は環境問題に金をかけるのは無駄と考えている。

ケリー米国務長官が香港の普通選挙を求める学生の抗議行動を支持したことに対し、中国側は「米国は言動を慎み占拠運動を支持しないよう望む」(楊国務委員)としてアメリカの「内政干渉」を批判した。資本主義が発展するには民主的で自由な諸条件が必要なのであるが、中国指導部にとっては自分たちの既得利益を守ることが全てに先立つ必要条件なので、アメリカの助言等通じる相手ではないのである。

19日、中国の新疆ウイグルでウイグル族が刃物と爆発物で華人の市場を襲撃した。この襲撃事件で22人が死亡した。少数民族の宗教と民族自決権を否定する中国政府は武力で押さえつけることしか頭にはない。自国の民衆には独裁支配をしながら、民主的日本を軍国主義と決めつけ批判する理解しがたい国が中国社会帝国主義なのである。

20日から中国共産党の第18期中央委員会第4回総会(4中総会)開幕したことを新華社が伝えた。「全面的な法治の推進」が主要議題だという。自分たちの権益を守るために「腐敗撲滅」の名でライバルの派閥幹部を陥れ、太子党が権力を握るための法治の推進である。追い落とされた周永康とその家族は900億元(=約1兆5千億円)の財産を押収された。政治力でどの派閥の幹部であれワイロと国有財産の横領を行っている。「腐敗撲滅」の名で利益あさりをしているのが走資派指導部なのである。

中国には文革時代に「造反有理」のスローガンが掲げられた。人民の反乱には道理がある、というスローガンに対し、現中国指導部はその正反対のスローガンを掲げる「全面的な法治の推進」である。「法治」の名で一党独裁支配の利権を守るのが彼らの課題である。彼らは間違っても民主主義・普通選挙を口にはできない。彼らの「法治」とは共産党の一党官僚独裁支配が生み出した法律支配のことに過ぎないのである。
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