FC2ブログ

親ロシア派に融和策に転じたウクライナ政府の弱さ!

ウクライナ政府が親ロシア派との対立が続く東部に「特別な地位」を認める法案を可決した。報道によると独自の地方選で地方議会の議員等を選出し、自冶体にロシアの行政機関などとの関係強化を認める、と言った内容で、親ロシア派の活動への参加者の刑事責任を免除する法案も可決したという。

アメリカはロシアがオリンピックで油断しているすきに、ウクライナの野党勢力に資金援助して、クーデターで親米政権を作り上げ、NATOに加盟させて、ロシアの首都の下腹にあたる地に軍事基地を作ろうとしたが、ロシアのプーチンの反発でそれも不可能と理解したようだ。

オバマはウクライナに軍事介入する力もないのに、ウクライナ政府を強硬方針に駆り立て、ロシアの介入で内戦状態になると、ウクライナがNATOの重荷になる事態となり、対ロシア制裁がロシアのEUへの制裁を呼び経済制裁合戦が欧米の重荷となってきたことが、今回の融和策の原因である。

しかし親ロシア派幹部は「特別な地位」は過去の要求だ、として今は独立以外は受け入れない。との強硬な考えを示している。親ロ派が自冶権を求めた時に内戦を選択し、欧米がウクライナを軍事支援する経済的余裕が無いことが分かってウクライナ政府は遅すぎた融和策を出した事になった。

ウクライナ問題ではプーチンのロシアがクリミア半島の戦略的海軍基地を含む半島全域を領土として手に入れ、しかもプーチンの支持率は80%を超えるまで高まった。ウクライナ問題でのオバマの戦略的失敗は明らかだ。だからオバマはイスラム国への空爆で、失われたアメリカ国民の支持率を回復しょうとしているのである。

もともとウクライナはNATO軍を派遣するには遠すぎ、ロシアは敵に回すには強すぎるのである。それが分かってオバマは弱い敵=イスラム国に標的を定めたのである。もともと「息継ぎの和平」の戦略転換したオバマが、自己の非介入のドクトリンを放棄して、中間選挙に向け「強いアメリカ」を演出する事に無理がある。

ウクライナ政府は、今になってアメリカのオバマがいかに無責任な人物かを身にしみて感じているであろう。プーチンロシア大統領はウクライナ東部の工業地帯を独立させ、内戦を維持するだけで、ウクライナのNATO加盟を阻止できるのである。ロシア政府は数日でウクライナを占領する力があり、欧米のウクライナにNATO軍の基地を置く事は決して許さないであろう。
スポンサーサイト



コメント

コメントの投稿

トラックバック


この記事にトラックバックする(FC2ブログユーザー)

SEO対策:政治