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各国が自国の利益を追求する時代!

アメリカはシェールガスでエネルギーの自給が達成できたので中東とロシアの産油国を内戦・騒乱に巻き込み、自国の軍需産業の市場にしつつある。イラクや「イスラム国」やシリヤやリビアやウクライナがそれである。アメリカは中国の民主化問題では意見をことにしながら、新大国間係で中国からの資金逃避地としての旨味を手に入れつつある。

EUは旧東欧を自分たちの市場にし、ウクライナまで食指を伸ばし、ロシアを怒らせた。アメリカに呼応して対ロシア制裁を行い、まんまとアメリカの狙うEUとロシアの分断策にはまっているかに見える。しかしEUはアメリカの対ロシア制裁に一見加担しているかに見えるが、実はその制裁は形だけでロシア市場を彼らは手放す気はない。

中国は欧米の反ロシア姿勢につけ込みロシアから原油と天然ガス及び兵器の購入に成功した。海外の資源開発に失敗した中国は東シナ海と南シナ海の海底資源の獲得に露骨な砲艦外交を展開している。特に国内で農民の土地取り上げに反対する暴動が頻発し、ウイグルとチベットの民族自決を求める闘争が過激化しつつある中で、国民に反日教育を執拗に行い、内的矛盾を外的矛盾に転化すべく尖閣諸島海域での軍事挑発を激化させて、大軍事力増強を進めている。

ロシアのプーチンはウクライナ問題を利用した欧米の反ロシア戦線の構築に直面し、ウクライナを反ロシアの軍事拠点にはさせる気はない。ロシアは経済関係をアジアにシフトする政策を追求している。こうして安倍首相には北方領土の「引き分けでの解決」の好機が訪れているのであるが、アメリカが日本の対ロ関係改善に反対している。

北朝鮮は中国の内政干渉に反発し、自国の対中国人脈を全て粛清した。このため中国と北朝鮮の関係は敵対的となった。安倍は北朝鮮との拉致問題の解決の好機が来ているが、アメリカが安倍の北朝鮮訪問に反対している。

韓国は中国と北朝鮮の関係悪化を見て最大の輸出先の中国との関係強化に踏み出し、安保政策ではアメリカに依存しながら、反日外交では中国と共同戦線を取って捻じれた外交を展開している。日本は中国と韓国のすでに解決済みの、戦争賠償獲得のたかり強請り外交に反対を貫くべきである。

日本が中国拡張主義の脅威に直面している中で、対ロシア・対北朝鮮独自外交ではアメリカの反対に直面している。日本は対米自立して中国を孤立化し対ロシア外交を戦略的に深める好機が来ている。ロシアは技術をパクル中国とではなく、高い技術を持つ日本との関係を強化しようとしている。日本がロシアからより多く資源を買えば、ロシアは支払い能力のある日本の市場になる。

こうして各国が自国の利益を追求するが、大国の横暴がそれを許さない状況が生まれている。日本が独自に日本の安全と経済的利益を追求するなら、日本のアメリカからの自立が不可欠である。アメリカのオバマがが「同盟国の争いに巻き込まれたくない」と考えている時こそ、日本の自立の好機なのである。
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