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オバマの外交はどこかおかしい!

オバマの外交の基本は内政重視の「息継ぎの和平」であり、これは非介入主義と言い換えてもいい。だから中東が内戦・宗派争い・パレスチナの戦乱とドミノ倒しのように戦火が広がってもアメリカが介入する事は無い。

オバマは11月の中間選挙までは経済重視でいくのだと思っていた。ところがロシアへの制裁の強化に欧州を巻き込んでいる。プーチンを怒らせてウクライナが戦乱になればアメリカは見殺しにするしかない。プーチンは明らかにウクライナの親ロシア派の問題は、話し合いで自冶権を認めれば解決する姿勢であった。それをオバマは、わざわざウクライナに「反テロ戦争」を仕掛けさせた。

アメリカがそそのかして欧州にロシア制裁を強めさせる狙いが分からない。経済制裁は世界の貿易を縮小させ、ブーメランのように欧州や中国経済に打撃を与える。ロシアへの経済制裁で打撃を受けるのはロシアだけではないのである。オバマはEUとロシアの経済関係を断ち切りたいのであろうが、それは間違いで、しかもプーチンを追いつめることにもならない。

世界情勢で最も危険な存在は1年に軍艦を50隻以上も生産し、大軍事大国になろうとしている中国拡張主義の存在である。ところがオバマは中国にはとても寛大だ。「アメリカは同盟国間の争いのどちらか一方を支持しない」と言って中国の砲艦外交を放置し、アジアの国々を中国の従属国化することを容認しているように見える。

オバマはナチスの東方への侵攻を容認した当時の英首相チェンバレンの役割を果たしているように見える。その政権の危険性を見るならエネルギー輸出国のロシアより、大軍拡を進める中国拡張主義の方がはるかに危険なのである。

中国は不動産バブルが崩壊し始めており、国民の反腐敗の反乱も拡大している。内的脆弱性が外への凶暴性に転化することをオバマは理解していない。当分の間オバマは海外派兵をする気は無い。それなのにウクライナで内戦を煽るのは明らかに間違いだ。イスラエルのパレスチナ虐殺もオバマは支持している。

オバマの戦略なきお粗末外交で世界は戦争の危機を強めているのである。オバマが「息継ぎの和平」をやるなら徹底するべきで、中途半端な外交は世界に混乱を招くだけなのだ。
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