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極東情勢の流動化で誰が得をするのか?

韓国のパククネ政権の、従軍慰安婦などの反日外交は日本国民の中に強烈な嫌韓感情を巻き起こしている。あれだけ韓流ドラマに夢中になった日本の女性達が確実に韓国嫌いになっているのは驚くほどである。

実は韓国国民の中に現在反米機運がかってないほどに盛り上がっている。その背景に有るのは在韓米軍兵士による窃盗やセクハラ事件が増えている事だ。2007年から5年間で米軍兵士2000人が摘発されている。だが拘束されたのはわずか4人に過ぎない。日本と同じ地位協定があるからだ。韓国政府は基地周辺に「安全地帯」を設置する計画を進めている。

アメリカ政府が安倍首相の集団的自衛権行使容認への動きを歓迎したことが、韓国では「深刻な対米不信」が広がっているという。韓国のマスコミは「アメリカの背信」という言葉まで使っているという。集団的自衛権は韓国の防衛に有益と思えるのだが、不思議な事に今や韓国国民の同盟者は中国なのである。

アメリカと韓国の間には2015年末に「戦時作戦統制権」を韓国軍に返還する問題がある。韓国は延期を求めているが、アメリカは延期の代償としてミサイル防衛(MD)への参加を韓国政府に要求している。韓国政府のパククネは現在中国の{妾}のような存在で、習近平の怒りを恐れてミサイル防衛への参加を先送りしている。米日はパククネに「振られた」形になっている。

パククネの中国へのすり寄りと、反米反日が極東情勢を激変させた。中国と韓国の蜜月に腹を立てた北朝鮮は、自国の中国系人脈を多数処刑し、「隣国(中国)は悪い国」と呼び始め、日本との関係改善に踏み出した。韓国がアメリカが提供したパトリオットミサイルを中国に提供して、結果中国海軍のイージス艦の性能が向上したことでアメリカは激怒している。

こうして極東情勢は流動化し、米・日・韓の軍事同盟は半ば崩壊しつつある。この情勢変化で韓国の防衛が危機に有ると思えるのだが、パククネは中国の力を強く読み過ぎて、その危険さえ理解していないように見える。

北朝鮮が南に軍事侵攻した場合、非介入主義のオバマが韓国を守るであろうか?日本が反日のパククネを守るであろうか?はなはだ疑問である。パククネに言わせれば中国が韓国を守ってくれると思っているのであろうが、支配従属関係を認めパククネが習近平に膝を屈する事ができるのであろうか?

自国を大国と誤認している韓国が、客船沈没で実は発展途上国であったことを認識したなら、中国の経済大国が実は外国企業の場所貸し経済に過ぎないことをも、自覚すべきである。アメリカの「息継ぎの和平」への戦略転換が生み出した極東の流動化が戦争まで進むのか?全ては中国覇権主義の腹一つなのである。
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