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政府は中国拡張主義の攻撃に備えよ!

ウクライナのクリミア半島のロシアへの併合にアメリカも欧州も結局形ばかりの「制裁」でお茶を濁し何も出来なかった。アメリカ国内では「オバマの不誠実な制裁」とまで言われている。世界はアメリカの内政重視で、軍事力による国境線の変更が現実のものとなったのである。

最も情勢が流動化し「火種」が残っているのがアジアである。オバマ大統領が演説で2度も「同盟国の争いに巻き込まれたくない」と語ったことは、日米同盟が日本の防衛に役に立たない可能性を示しているのである。

日本の自衛隊は攻撃兵器である長距離爆撃機や巡航ミサイル等を保持していない。専守防衛の極めて奇形的な軍隊となっている。アメリカが日本を守る気がないのだから政府は直ちに巡航ミサイルや核兵器の開発に向けた準備を進めておくべきだ。

中国は1200発以上の長距離ミサイルを保持しているのであるから、巡航ミサイルの開発保有は今から準備しておくべきである。特に離島防衛用の装備は自前で賄えるようにしておくべきである。
南鳥島等の戦略的島嶼への兵力の事前配備で、韓国に奪われた竹島のようにならないようにしなければならない。

離島、特に国境まじかの無人島が中国企業に買い取られたり、對馬の土地が韓国人に買い占められないような法整備も急ぐべきである。政府が進めている集団的自衛権はアメリカが内政重視に転換している下では意味がないのであり、急ぐべきは軍事的・法律的備えである。

特に航空戦力と海上戦力や潜水艦の増強は常に中国の戦力バランスを崩さない配慮をしなければならない。中国社会帝国主義の凶暴性は内的矛盾の深刻さの反映なので、彼らは本気であり、決して油断してはいけないのである。中国はアメリカ帰りの科学者が多く、急速に装備面の近代化を進めており、決して侮ってはいけないのである。日本が対米自立し、自分の国を自分の力で守るには専守防衛であっても小さくとも強力な軍備を保持していないといけない事を政治家は隠さずに表明すべきである。
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