政府は拉致問題解決の好機を逃すな!
日本と北朝鮮の外務省局長級の政府間協議が北京の北朝鮮大使館で先月30日に行われた。北朝鮮はこのの協議の冒頭を日朝韓のメデアの取材を許した。席上宋(ソン)朝日交渉担当大使は冒頭「凍り付いた川の水が流れ出し、青い木の葉も芽生え始めた季節に会談が開かれたのは大変意味がある」と異例の発言をした。これは日本との交渉への積極的姿勢を示したものである。
北朝鮮はこの交渉に先立ち、中国との貿易関係に携わっていたいわゆる中国人脈を全て処刑している。これは中国の韓国抱き込みに反発したと見てよい。また中国が故金正日の長男の正男氏を保護していることへの反発もある。
アメリカが「息継ぎの和平」に戦略転換し、中国・韓国の反日連合の成立もあって北東アジア情勢は流動化している。もはやアメリカの半島の現状固定化戦略は破綻しており、日本は中国・韓国の反日連合に対抗する意味でも大胆に北朝鮮との交渉を進めるべきである。
その為には拉致問題と核・ミサイル問題を含めた包括的な解決の路線を転換すべき時である。アメリカのオバマが「同盟国の争いに巻き込まれたくない」と語っている為北朝鮮は戦争挑発の瀬戸際外交が成功すると見ている。北朝鮮はアメリカの封じ込めを対米交渉で打破しようとしている。
その為の日本との協議開始と見てよい。従って日本政府は「包括的な解決」ではなく拉致先行解決を打ち出すべきである。オバマは戦争の火種を消したいと考えているのだから、拉致問題で譲歩して北朝鮮が和解的になったことを見せるべきだと説得すれば、拉致問題は先行解決が可能である。
つまり中国の拡張主義と韓国の反日同盟を利用して、北朝鮮を和解路線に引き込む好機が来ているということである。北朝鮮が中国との関係を冷却化している今が譲歩を引き出す好機だと考えるべきである。
北朝鮮が国際経済関係の中に入れば、現状の核開発やロケット開発に資金をかけることは出来ず、日本やアメリカとの関係改善を進める以外に今の北朝鮮に活路はないのである。包括的解決路線など捨て去る時であろう。
北朝鮮はこの交渉に先立ち、中国との貿易関係に携わっていたいわゆる中国人脈を全て処刑している。これは中国の韓国抱き込みに反発したと見てよい。また中国が故金正日の長男の正男氏を保護していることへの反発もある。
アメリカが「息継ぎの和平」に戦略転換し、中国・韓国の反日連合の成立もあって北東アジア情勢は流動化している。もはやアメリカの半島の現状固定化戦略は破綻しており、日本は中国・韓国の反日連合に対抗する意味でも大胆に北朝鮮との交渉を進めるべきである。
その為には拉致問題と核・ミサイル問題を含めた包括的な解決の路線を転換すべき時である。アメリカのオバマが「同盟国の争いに巻き込まれたくない」と語っている為北朝鮮は戦争挑発の瀬戸際外交が成功すると見ている。北朝鮮はアメリカの封じ込めを対米交渉で打破しようとしている。
その為の日本との協議開始と見てよい。従って日本政府は「包括的な解決」ではなく拉致先行解決を打ち出すべきである。オバマは戦争の火種を消したいと考えているのだから、拉致問題で譲歩して北朝鮮が和解的になったことを見せるべきだと説得すれば、拉致問題は先行解決が可能である。
つまり中国の拡張主義と韓国の反日同盟を利用して、北朝鮮を和解路線に引き込む好機が来ているということである。北朝鮮が中国との関係を冷却化している今が譲歩を引き出す好機だと考えるべきである。
北朝鮮が国際経済関係の中に入れば、現状の核開発やロケット開発に資金をかけることは出来ず、日本やアメリカとの関係改善を進める以外に今の北朝鮮に活路はないのである。包括的解決路線など捨て去る時であろう。
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