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中国の軍事戦略の質的激変を見逃してはいけない!

中国政府は自国の経済が張りぼて・借り物であるとはいえ世界第2位になったことで自信を持ち、戦略を軍事面に転換し始めている。尖閣諸島や東シナ海の防空識別圏設置に惑わされてはいけない。中国の軍事戦略の全貌を掴む事が重要なのである。

アメリカのアジア戦略の中心は米・日・韓のイージス艦によるMD網である。中国は韓国を取り込んで日本の自衛隊と韓国軍とのデータリングの為の日韓秘密保護協定締結をパク・クネ大統領を取り込むことで阻止している。アメリカの北東アジアのミサイル防衛は未完成なのである。韓国政府の従軍慰安婦と靖国問題は単なる口実であり、韓国は中国の戦略に取り込まれている事を日米は明確に認識すべきである。

また中国は今年1月9日、最新戦略兵器である超高速滑空ミサイルの実験を行った。同様のミサイルはアメリカ軍も開発中で、アメリカの「HTV2」ミサイルは音速の20倍で宇宙から大気圏内に滑空しながら敵国に核爆弾を投下するもので、これの開発に中国が成功するとアメリカのミサイル防衛(MD)網は無力化することになる。

また中国軍は現在大陸間弾道ミサイル「東風41」を開発している。昨年12月にこのミサイルの実験を行っている。このミサイルは10個の核弾頭を搭載してアメリカに到達する戦略兵器である。またこの「東風41」を潜水艦発射型にした「巨浪2」の開発も進めている。

つまり中国海軍のアメリカまで届くミサイル戦略原潜の開発と関連して、重要になるのが南シナ海の内海化である。中国の戦略原潜は騒音が高くその活動・存在が常に日米に把握されるので、安全な活動海域が必要となる。南シナ海全域の「管轄海域」宣言とこの海域での漁業操業や資源調査をする船舶に対し、中国当局の許可を得るよう義務付けたのは、この海域にアメリカ海軍艦船を入りこませない(=接近拒否戦略)布石なのである。

中国海軍が現在二隻目の空母と「中国版イージス艦」の建造を急いでいるのは南シナ海を活動拠点とするミサイル戦略原潜を守るためと見るべきである。つまり中国海軍はアメリカが中国に手出しできない戦略を打ち立てようとしており、これが完成した時が日本との開戦、すなわち尖閣諸島と南西諸島を占領する時であると見るべきである。

アメリカの大統領が「同盟国の争いに巻き込まれたくない」と語っている中では、アメリカの日本への核の傘も無力化するのであり、中国がこの対米核戦略を保持すれば日本は中国の核攻撃も覚悟しなければならないであろう。

日本政府はアジアでの日本孤立化の中国外交にのせられる事(靖国・慰安婦・歴史問題)を避け、ロシアを引き寄せる事、東南アジア諸国との連携を強化する事が外交上の課題となっている。もはや日本の防衛についてはアメリカを頼りにはできない事を明確にして、対米自立戦略を持つ事が緊急の課題となっている。

アジア諸国の政治家は、中国の内政面の脆弱性を基盤として、中国がすでに社会帝国主義に成長転化しており、中華思想と拝金思想に取りつかれた覇権主義・拡張主義の危険を認識し、侵略に備えなければならない。
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テーマ : 中国問題 - ジャンル : 政治・経済

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