fc2ブログ

国民を欺き続けた自民党政権の日米密約

(対米従属ゆえの屈従密約外交)
日米安保条約と沖縄返還をめぐる4つの日米密約に付いて岡田克也外相が設けた有識者委員会の調査報告書が3月9日公表された。それによると自民党政府は、アメリカの核搭載艦船が事前協議無しに寄港できると言う密約を結びながら、国民に「核兵器を持たず、作らず、持ち込ませず」という非核三原則の嘘の説明を繰り返してきた。
報告書はこのほか、朝鮮有事の際の在日米軍基地の自由使用を認めた密約、沖縄返還時の有事の際の核持込は「密約とはいえない」とし、沖縄返還時の原状回復保障費を肩代わりする合意は「広義の密約だ」と認めた。
アメリカは日本占領時からの基地の自由使用の特権を維持しようとし、日本はアメリカいいなりの従属国だが独立国のように装うために密約を必要としたのである。
自民党政権は嘘をつき続けてきたことをどう説明するのか、自民党は国民に対して説明責任がある。
有識者委は調査をしたが、あるべき文書が見つからなかったとして「遺憾」を表明した。外務省が密約がばれるのを恐れて密約関連の文書を破棄したのなら、それは犯罪である。自民党と外務官僚は歴史を改ざんし、国民を欺き、証拠を隠滅したのである。これぞ売国外交でなくてなんだろうか!
歴代自民党の首相は、日米の密約を知りながら「日米の密約はない」と虚為の政府答弁を繰り返していたのである。
政権交代が行われなければ、未だに国民をだまし続けていたであろう。
歴代自民党の首相を国会に証人喚問し、国民を欺き続けた責任を追及すべきである。自民党のアメリカ言いなりの対米追随一辺倒の売国外交が「日米密約」となったことは間違いない。
スポンサーサイト



コメント

コメントの投稿

トラックバック


この記事にトラックバックする(FC2ブログユーザー)

SEO対策:政治