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オバマ「死に体」政権の下での安倍路線の危うさ!

アメリカのオバマ政権は「息継の和平」への戦略転換の下で、議会共和党とのオバマケアをめぐる対立で法案の議会通過が少なく、国民の支持率も低下を続けている。オバマの唯一の政策は財政再建で、経済を立て直す事である。その為には世界中の同盟国を危険にさらしても、今後10年間は軍縮で、戦争を行う意思はなく、このためオバマの外交は無残な崩壊状態となっている。

特にオバマの対中国外交は、米国債の最大の購入者である中国との「新しい大国関係」を維持する事を重視している。問題は中国がアメリカの弱みを理解したうえで、アジアでの砲艦外交で周辺国を取り込むこと、つまり中国への「翼賛・従属国化」の外交を進めている事である。それが特徴的に表れているのが韓国の反日外交であり、あたかも中韓の反日統一戦線が生まれたかのようである。

中国外交のたくましさ・巧妙さは、右翼の安部を巧みに政治利用している事である。安倍首相の歴史認識や靖国参拝を巧みに利用して、アジアでの日本の孤立化を図り、日本社会の右傾化を進め、アメリカの経済重視を打ち砕くために安倍政権を利用して領土対立を激化させているのである。オバマの経済再建が失敗すれば、中国に覇権が転がり込む可能性が強まる。

中国の狙いは日米間にくさびを打ち込む事であり、日本と韓国の対立を煽り、米日韓の軍事同盟を解体する事である。この事は安倍の右翼体質を利用することで成功しつつある。韓国政府の愚かな反日一辺倒外交で、アメリカのアジア戦略が完全に崩壊し始めていることで半ば成功しているのである。

中国は、政府が軍部を掌握出来ておらず。軍内には対日開戦派が多数派を形成している。中国の狙いは、オバマ政権にナチの軍事的拡張を容認したチェンバレン英首相の役回りを与えることである。これは半ば成功していると見てよい。アメリカの覇権は外交上から崩壊状態にあり、日本の政治的孤立は日本の防衛上極めて危うい事態を生み出している。

安倍首相は日本の側に、ロシア・インド・ベトナムやフィリピンを外交で引き寄せるべき時に、靖国参拝で逆に中国の反日統一戦線の為の格好の口実を提供したのである。安倍首相には右翼的信条以上に外交的巧妙さが必要なのである。

今のアメリカが、オバマ死に体政権によって同盟国を防衛出来ない状態にある事は誰の目にも明らかであり、しかも中国の不動産バブルの崩壊が近づき、近く経済的危機が政治危機に転化する可能性が強まっている。内的脆弱性が対外的強硬路線を生み出すのであり、その火種の仕込みが尖閣諸島での軍事的衝突なのである。

中国政府が記者会見の場で日中の対立を、「最後の勝利は中国のものである」と語っているのは本気なのである。安倍首相の右翼的信条を優先する危うさを指摘しなければならないのである。今必要なのは日本が自力での防衛の力を保持する事であり、その為には対米自立によって、均衡のとれた小さくとも強力な防衛力を持つ事である。装備の上で攻撃力を持たない自衛隊はただでさえ危ういのに、安倍の右翼的行動での外交的孤立でさらに日本は一層危うい状態にある。へなちょこオバマでは、日本への中国の侵略を傍観する可能性は強いのである。
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テーマ : 政治・時事問題 - ジャンル : 政治・経済

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