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安倍首相の靖国参拝の狙いは何処にあるか!

南スーダンでの国連平和維持活動中の韓国軍に陸上自衛隊の弾薬1万発を提供し、日韓関係が好転すると思われた矢先の26日午前、安倍首相が靖国神社を参拝した。原職の首相の参拝は小泉首相以来7年ぶりである。現職の首相が靖国参拝するには政治的狙いがある。その狙いが何処にあるかを認識しておくことが重要なのである。

日本の保守政治家が靖国参拝するたびに韓国や中国が反発し、日本軍国主義を批判する。その反応を見て日本国民が反発し日本の世論が右傾化する。今や自民党はタカ派ばかりになっている。韓国や中国は日本批判をやればやるほど国民の支持率が上がる。日本の右派政治家にとって韓国の反日が自分たちの政治基盤を拡大する有りがたい存在なのである。

小泉・安倍と親米売国政治家が、自己の売国性を覆い隠すために靖国参拝を偽装的に行っている事を日本の国民は見抜く目を持たねばならない。本当に愛国主義・民族派の政治家は靖国に行く必要はない。政治家が参拝するのだから、そこには政治的狙いがあるというべきだ。

今の韓国は中国との間で「反日共同戦線」を組織しようとしているかに見える。つまり韓国は経済的に中国市場に依存し、中国の翼賛属国化戦略に取り込まれている状況にある。安倍首相は本日の靖国参拝で中国の手先のようになった韓国を政治挑発しているのである。これでパク・クネ政権が反日を深めれば日本と韓国の経済的関係に波及し、韓国経済がますます危機になる。

つまり安倍政権は中国の翼賛属国化戦略に取り込まれた韓国を見せしめにしようとしているように見えるのである。韓国が日本の領土竹島を占領した事は、尖閣諸島を狙う中国にとっては模範とすることであり、韓国と反日共同戦線を拡大する事は中国のアジアの覇権を握る戦略なのである。

政治家が単に信仰の上で参拝するなら、それは信仰の自由の問題であるにすぎない。しかしA級戦犯が祭られている靖国であるところが味噌で、参拝によって政治的・外交的狙いが成立するということである。韓国のパク・クネ政権は日韓関係を改善出来なければ経済危機下で窮地に陥るのである。しかし安倍の靖国参拝が日本との関係改善を難しくしたのである。

つまり安倍首相は、今回の靖国参拝で中国の翼賛属国化戦略からの離脱を韓国のパク・クネ政権に求めていると見なければならない。
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テーマ : 政治・時事問題 - ジャンル : 政治・経済

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