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ボボロになったオバマのアメリカ外交!

元CIA職員のスノーデン氏が漏えいする情報でアメリカの同盟諸国は今、反米の世論に満ちている。自分の携帯電話が盗聴されていたドイツのメルケル首相はオバマ大統領に「信頼関係を再構築する必要がある」と強い不信感を表明した。

欧州諸国だけでなくブラジル・メキシコなど同盟国指導者の電話が経済目的から盗聴されていたのである。同盟国をアメリカ政府が盗聴していた事が暴露された衝撃はアメリカ外交を一気に打ち砕く事となった。

中東では、シリアへの攻撃が出来なかった無策のアメリカに代わり、ロシアが主導権を回復しつつある。ロシアとエジプトの関係も改善しつつある。対イラン制裁がオバマの対話路線で腰砕けとなり、イランの核開発が現実のものとなりつつある。フランスは失望し、イスラエルは「歴史的誤り」に反発し、サウジはオバマ外交に怒り反米に舵を切りつつある。ロシアは危うく地中海唯一のシリアの艦船寄港地を失うところだったが、いまや中東における主導権を回復しつつある。

アジアはオバマの、中国との経済関係を重視する曖昧な政策で、東シナ海と南シナ海での中国覇権主義の砲艦外交を規制できず。アメリカの安全保障への疑問が同盟諸国を揺さぶっている。オバマ政権の外交布陣はもともと貧弱でその危うさが心配されていたのだが、今ではアメリカの外交成果は皆無であり、覇権の維持すら危うい状況となっている。

オバマのアジア重視の「りバランス」とは何だったのか?誰もが首をかしげている。あれだけ世界中で民主化を要求してきたアメリカが、いまや中国の人権弾圧や少数民族抑圧に口を閉ざしている。中国に米国債を買ってもらうためアメリカは外交的原則すら投げ捨てたのである。

オバマは「息継ぎの和平」の進め方をカーター元大統領に相談した方がいい。このままではアメリカが世界の覇権を維持する事は不可能だ。同盟諸国を裏切り、安全保障の約束を守れず、中国覇権主義と北朝鮮に舐められて、それでもなおオバマが「曖昧外交」を続けるのは、ヒトラーの拡張主義を容認したチェンバレンと変わらないのである。

すでにイランとの制裁解除をめぐる六カ国の外交は多極外交の様相を示している。なぜアメリカは鳩山政権が対等の日米同盟を掲げたのを怒って潰したのか理解できない。一極覇権をアメリカが維持するには同盟国の力に依拠するしかないのに、オバマの外交音痴は救い難いほど愚劣である。

日本は対米自立に踏み切って自分の国は自分で守るようにしていかねばならない。世界中で孤立しているアメリカには、もはや中国覇権主義の侵略を押し止める力はないのである。
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テーマ : 政治・時事問題 - ジャンル : 政治・経済

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