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アメリカの債務上限問題の深刻化!

17日が債務上限問題の期限である。この日までに政治的妥協が成立する可能性は低い。問題は現時点では、この危機を3ケ月ほど先送りし、妥協協議の時間を作るか、それとも決裂しデフォルトを招くかの2つの可能性しかないことだ。

債務上限問題を3ケ月先延ばししても、その間に妥協が成立する可能性は少ない。しかしデフォルトになればリーマン・ショック以上の混乱だとか、大恐慌以上の経済的混乱が起きるとか?不安が世界中に広がっている。グローバル化の時代は、その経済危機の増幅と波及も世界的になるのである。

債務上限問題の三か月の先延ばしは、アメリカ外交の空白が伸びるだけであり、その3ケ月間でオバマケアをめぐり政治的妥協が出来る状況にはないのである。アメリカが貧困層に医療保険を保証するか、これを止めるかの対立は、今後のアメリカが欧州型社会を目指すのか、それとも弱肉強食の社会を守るのかの対立であり、妥協が難しいのである。最悪の事態に向けてアメリカのキチンレースは続く事になる。

アメリカは中間層が貧困化し格差が拡大している。富をさらに積み上げた大ブルジョアに増税できればアメリカの財政危機は逃れられたのであるが、それが出来ない。イラク・アフガンの戦争の付けが17兆ドルもたまり、これを誰が負担するかの対立である。債務の上限を上げることをいつまでも繰り返せないのである。

議会の捻じれはアメリカを最悪の事態へと導いているように見える。このアメリカの事態の混乱はアメリカに代わり覇権を狙う野心に燃える中国には、絶好の展開なのである。経済危機が政治的対立を招き世界大戦につながるのか?危機の連鎖は誰も予測不可能なのである。

歴史が「繰り返す」と言われるのは、歴史がらせん状に発展するので繰り返すように見えるのである。今起きていることは世界の歴史が急速に展開する激動の時期に突入している事を教えている。この時代認識を世界の指導者が持つ事が重要なのである。

世界はアメリカの一極支配から多極化の時代の過渡期にあるといえる。社会主義も崩壊したが、まさに資本主義も死滅しつつあるのである。
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