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米戦略転換をチャンスとする中国の覇権戦略!

アメリカの「息継ぎの和平」への戦略転換は、今後およそ10年続くと思われる。これを最大のチャンスととらえているのが中国拡張主義である。中国軍は軍事予算年率二桁の歴史上稀に見る大軍拡を10年以上続けておりその戦略的野心は、露見している外交を断片的に見ることで明らかとなる。

中国軍内には対日開戦派が台頭していると伝えられているが、孫氏を生んだ国の軍隊が世界戦略もなしに対日開戦を企むわけが無いのである。
中国の南シナ海全域を自己の管轄海域とする砲艦外交は、東南アジア諸国を自己の衛星国とする布石である。アメリカのアジア重視の軍事力の移動が、大軍縮の中で不可能となり、中国の東南アジアの衛星国化は半ば成功しつつある。

最近中国が、自国とミヤンマー間に、ガスと原油のパイプラインを完成させたのは、マラッカ海峡の封鎖を想定しての事である。同様にインドのカシミール地方の占領を進めているのは、中国とパキスタンの間に陸上交通路を確保し、パキスタンに確保している軍港への補給を考慮しているのである。

こうした動きは欧米が不況の隙をついて、中国企業がアフリカの資源を多数獲得し、その開発に100万人の労働力をアフリカに送り込んでいることと関連している。中国は中東の石油権益も獲得しており、その輸送路の確保のためにインド洋に寄港地を多数建設している。

このほか中国はニカラグアに第2パナマ運河を建設しようとしている。これもパナマ運河が有事にはアメリカの意向で利用出来ない事を想定していると見る事が出来る。中国軍は戦前の日本が空母10隻を保持していた事に学び、すでに複数の空母建設に着手している。中国軍の将軍がアメリカ海軍の司令官に太平洋のハワイからの東を中国が管理する事を申入れたのは本音なのである。

中国の海洋大国の戦略は、日本の第1列島線を突破なしに不可能なのであり、彼らはまず尖閣を口実にして沖縄周辺の西南諸島の占領なしに太平洋には出れないのである。つまり中国拡張主義の最初の矛先は日本なのである。日本の国民は中国国家資本主義経済の脆弱性が、外への軍事的凶暴性となることを理解し、急ぎ備えなければならないのである。

アメリカのオバマ大統領は、自分が拡張主義のヒトラーを容認したイギリス首相チェンバレンと同じ役回りを演じている深刻さを理解しているのであろうか?まさに歴史は繰り返すのである。
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テーマ : 中国問題 - ジャンル : 政治・経済

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