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かすむアメリカの世界の盟主としての権威!

かって国連は「アメリカの投票機械」と言われたのである。イラク戦争では国連決議を受けてアメリカは侵略した。ところが先のG20首脳会議では、対シリア攻撃への理解を訴えたアメリカは孤立したのである。これを見てアメリカ国民はシリアへの単独攻撃に反対した。

オバマは、今シリアにアメリカが介入する事の危険を理解していたので、アメリカ議会にシリア攻撃の決議案の決議を促しながら、同時にロシアに根回しして毒ガス兵器の国際的管理の条件を提示していたのである。

アメリカが、イラク戦争とアフガン侵略で財政的に疲弊し、今では国連決議をまとめる「ソフトパワー」(=外交力)も失っている。ロシアと中国は国連安保理でシリアへの制裁決議に真っ向から反対し、ドイツも軍事介入に反対し、日本等同盟国も理解を示したが支持は与えなかった。

オバマはノーベル平和賞を貰った為か?軍事介入に極めて弱気だ。イスラエルの隣国のシリアにさえ介入を避けた事の戦略的影響力は極めて大きいと見るべきだ。この分なら中国軍が尖閣占領に乗りだしても、アメリカが日本に対する安全保障上の約束を守るとも思えない。

核兵器とミサイル開発を進めている北朝鮮にさえアメリカは何も出来ないと舐められている。
オバマはアジア重視の戦略を打ち出したが、中身は何もない、アジアで主導権を持っているのは中国であり、中国の大軍事力増強の前に、アジア諸国は「フィンランド化」を強めているのが現実なのだ。

世界の覇権を握るアメリカが「息継ぎの和平」に戦略転換しているとはいえ、こうも国際的威信を失うとは思いもよらぬ事である。今後アメリカは空母機動部隊を7つに削減していく、陸軍も空軍も大幅な兵力削減をすることになる。2正面戦略を捨てたアメリカは、もはや世界の警察官としての役割を果たせない状況となっているのである。

日本は一日も早く対米自立し、防衛力を増強して中国拡張主義の侵略に備えるべきである。自分の国は自分で守る時代が来た事を日本国民は自覚して、民族としての誇りを取り戻さなければいけない。
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