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シリア問題のオバマの本音は非介入!

ロシアがシリアの化学兵器を国際管理下で破棄する事を提案し、アサド政権が受け入れた。オバマも「前向きな展開となる可能性がある」と答えた。

アメリカのシリア攻撃の鍵を握るアメリカ下院は、有権者の単独介入に反対するとの多数の声を受けて議員の反対が増え続けている。ホワイトハウスのブリンケン次席補佐官は「議会の承認なしに軍事行動を取ることは大統領の望みでも意志でもない」と語って、下院で否決された場合はシリア攻撃を断念すると示唆している。

アメリカ大統領は、議会の承認なしに戦争を始める事が出来るのに、オバマが議会の承認を取り付けに動いたのは、シリア空爆が中東情勢を流動化させる可能性が強く、リスクが高いので議会の責任にゆだね、攻撃をしたくなかったから、というのが本音なのである。

イスラエルの安全は、先のエジプト軍のクーデターで保障されている。しかし大統領選でユダヤロビーの支援を受けているオバマは、シリア非加入の責任を回避して議会に押し付けたかったのである。
下院が投票日を迎える前にロシアとシリアが化学兵器の国際管理下での破棄を表明したことで下院の承認決議の可決の可能性は無くなったと言える。

EUも武力行使の是非に踏み込まず、国連安保理に結束を求める声明を出すだけに終わった。フランスは攻撃賛成だが、ドイツが強硬に反対し、玉虫色の声明となった事も米議員に影響を与えるであろう。アメリカは厳しい財政危機の中で「息継ぎの和平」に戦略転換しており、軍事介入する余裕は無いのである。
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