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米・英のシリア空爆は中東の混乱招く!

昔から大量破壊兵器は帝国主義の不当な侵略の口実となってきた。米軍のイラク侵略もありもしない大量破壊兵器への危機感を煽りたてて行われた。米軍のイラク侵略はイラクを宗派争いのテロの泥沼とし、アメリカは何の成果もなく撤退した。

リビアの空爆も、シリアのならず者を政権の座につけ、大量の武器が北アフリカに拡散し、この地域を不安定化するだけとなった。米・英は軍事介入で世界を不安定化し、市場の荒廃を招いてきたのである。

シリアの反政府勢力の中には、アルカイダなどの原理主義武装勢力が力を拡大しており、米・英の化学兵器の使用を口実とするシリア政府軍への空爆は、大量の難民を生み出し、テロリストを大量生産する事になるであろう。

地上軍を派兵する余裕もないのに、無責任にも空爆でシリアに軍事介入する事は、最早内戦ではなく侵略戦争になる。これは中東地域の政治的混乱を一層複雑化するだけで何の利益もない。

シリア政府を支持しているロシアや中国やイランの反対の下では国連決議を錦の御旗にはできないのであり、米・英は軍事介入の名分を得ることは出来ないであろう。むしろロシアや中国を怒らせて、世界は再び冷戦状態へと回帰する事になりかねない。

中東は原油地帯であり「世界の火薬庫」なので、このど真ん中で米・英が空爆する危険を指摘しなければならない。日本政府はイラク戦争に断固として反対したドイツのように、アメリカにシリア空爆反対の意思を伝えておくべきである。

中東を不安定化し、原油価格を高騰させてぼろ儲けを策すのは石油メジャーを持つ米・英のいつもの手口なのである。
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テーマ : 政治・経済・時事問題 - ジャンル : 政治・経済

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