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中国・ロシアに舐められたアメリカ!

アメリカの外交的権威の失墜ばかりが目立つのが最近の国際情勢の特徴だ。シリアの反政府勢力が劣勢であるのにアメリカは介入もできない。

フィリピンのすぐ近くの環礁を中国が砲艦外交で奪い取っても、アメリカは空母を南シナ海に入れることも出来なかった。

中国が尖閣諸島で砲艦外交をしているのにも沈黙している。中国に「アメリカ国債を売却する」と揺さぶられると、何も言えないのがオバマのアメリカなのである。

アメリカの同盟国などに対する情報収集活動を内部告発した元CIA職員エドワード・スノーデン氏が香港に滞在していたのに、中国はアメリカの引き渡し要請を無視しロシアに出国させた。この時中国政府はエドワード・スノーデン氏から何らかの情報を獲得していると見られる。

そのごスノーデン氏はモスクワのシェレメチェボ国際空港の乗り継ぎ区域で亡命先を探していた。ところが8月1日ロシア政府が、アメリカ政府の引き渡し要請を無視し一年間の亡命を認めた。この亡命の更新も可能で、ロシア国内の移動も可能だという。

最近アメリカ海軍がカスピ海に活動拠点を獲得した事がロシア政府の反発をよんだのは間違いない。以前のアメリカなら経済制裁の話になるほどの事なのだが、カーニー米大統領報道官は「極めて遺憾だ」と語り「首脳会談の有用性を見極める」との立場を表明したにとどまった。

アメリカが深刻な財政危機の中、軍事予算の大規模な削減で、当分の間「息継ぎの和平」への戦略転換で軍事介入する力を失っている事が、中国・ロシアに舐められる理由である。かってのアメリカならこのような事は有り得ない事であった。

この分では中国が日本の尖閣諸島を占領しても、アメリカ軍が軍事介入するとは限らない。日本は自力で国土と国民を防衛するつもりで防衛力を強化し、対米自立の必要条件を整えていくほかないのである。
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