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世界情勢に戦略的変化が起き始めている!

アメリカの「息継ぎの和平」への戦略転換でオバマ政権は神経質なまでに争いに巻き込まれるのを恐れている。アメリカの財政の壁は解決しておらず。欧州の国債危機も解決していない。日本はデフレからの脱却が出来ず、そのうえ震災と原発事故だ。先進国は押しなべて経済再建に取り組んでいる。

こうした中でトルコ・ブラジル・エジプトで民衆の動乱が起きた。エジプトでは軍がクーデタ―を起こしている。中国は金融危機の可能性が高まっている。世界経済を牽引してきた発展途上国が、物価上昇をきっかけに政情不安になりつつある事を見てとる必要がある。

アメリカはシェールガスの開発で中東に依存しなくてもいい状況が生まれたこと、オバマの内政重視でもはや中東にアメリカが干渉しなくてもいい状況が生まれている。アメリカは財政上の理由で世界の警察官としての役割は果たしたくとも、もはや果たせないのである。

いま発展途上国に経済援助で影響力を急速に拡大しているのは中国である。中国は先進諸国が経済再建・財政再建に取り組んでいる隙をついて、世界の資源と市場の経済的再分割に乗りだしている。

中国の世界支配戦略は、かってのソ連が軍事力でアメリカに対抗したのとは違って、経済的覇権を基礎に軍事力を増強するやり方をしており、アメリカのアジア重視に対し、中国はアフリカと中南米を重視している。

中国の対外拡張戦略は、たぶんに内政上の脆弱さの裏返しで有り、一党支配の腐敗追及の人民の闘いの矛先をそらすための反日運動であり、中華民族主義の発揚なのである。内的矛盾の外的矛盾へのすり替えは、社会帝国主義の外への凶暴性の国内的条件を形づくっている。

歴史が教えているのは、古い帝国主義(アメリカ)よりも新興の社会帝国主義(中国)の方がより凶暴だということである。日本はその中国の海洋への進出の出口をふさぐ地政学的位置にある。すでにオバマのアメリカが同盟国を守る力を減退させている中で、日本は自力で中国の暴虐的侵略と対峙しなければならないことになる。

日本は対米自立を急ぎ、防衛力の強化を急ぐべきである。
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テーマ : 軍事・安全保障・国防・戦争 - ジャンル : 政治・経済

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