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弱体化するアメリカの外交的影響力!

アメリカ政府による極秘の情報収集を暴露したアメリカ中央情報極(CIA)元職員のエドワード・スノーデン氏を香港政府は、アメリカの身柄引き渡し要請にもかかわらずロシアに出国させた。

オバマ政権はエドワード・スノーデン氏の旅券を取り消すとともに香港政府に身柄引き渡しを要請したが無視された。エドワード・スノーデン氏の亡命は内部告発サイト「ウィキリ―クス」が支援しており、同氏は現在ロシアの空港に滞在しており、アメリカ政府はロシア政府に引き渡しを求めたがプーチン大統領はこれを拒否した。

アメリカ政府のメンツは潰され続け、今やアメリカの威信は地に落ちている。今後エドワード・スノーデン氏はロシアからキューバもしくはベネズエラあるいはエクアドルに向かうと見られている。これらの諸国は言わずと知れた反米国であり、アメリカ政府は窮地に陥っている。

アメリカのオバマ政権が内政重視の「息継ぎの和平」に戦略転換し。今後10年間大幅な軍事費の削減を迫られ、当分の間戦争する力を持ちえない状況が、アメリカの国際的威信を失墜させている事が明らかとなった。

かってのアメリカなら「引き渡し要求」を無視出来る政府はほとんどなかったであろうが、今はアメリカの経済的衰退は各国に見抜かれ、内政重視のオバマ政権では「要請」を拒否しても何も出来ない事が明らかである。アメリカも舐められたものである。

こうしたアメリカの外交的影響力の弱体化が、中国拡張主義にどのような影響を与えるかを見ておく事が重要である。中国はアメリカに代わり世界の覇権を狙っているのであるから、アメリカはこれ以上の外交的弱みを見せる事の危険を理解しているであろう。

CIA元職員の国家機密の暴露は、オバマ政権はそのままには出来ないが、いまやアメリカのメンツは丸つぶれなのである。国際社会における覇権国アメリカの威信の低下が与える今後の情勢の変化に注目すべきである。
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