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指導者なき混迷の世界!

G8サミットを見ていると混迷の世界が浮き彫りになる。世界の覇権を握るアメリカの大統領は経済重視の「ひきこもり病」、欧州は「国家的金融危機病」日本は「デフレ・借金・震災・原発事故病」、ロシアは資源輸出だけの技術なき「発展途上国病」。

世界経済の機関車役がいない、中国は偽装成長率の「見せかけパクリ経済病」、アメリカも日本も金融緩和での投機経済、世界経済は大恐慌を先送りを繰り返しただけで問題は何も解決していないのである。

今日の世界経済の混迷の原因は、冷戦後の強欲の資本主義に根源があるのに、誰も指導者は気付いていないのである。国民経済が巧く回転するには「程良い分配率」が必要なのに、強欲の資本主義のうま味を経験した者には、それを世界の指導者に提起出来ないのである。

各国の政治指導者の経済基盤は強欲な金融資本なので、彼ら政治指導者にはこれを解決できないのである。かっての冷戦が「程よい分配率」を保証したのは、政治上の対抗心であり、たまたま社会主義の陣営と資本主義の陣営のバランス感覚が導き出した節度ある搾取率であった。

ひとたび強欲の資本主義の高収益を経験すると「程よい分配率」など糞喰らえであり、こうして世界経済は奈落の底に向かって混迷を続けるしかないのである。この世界観こそ「われなき後に洪水は来たれ」(マルクス)である。

旧ソ連の崩壊が、世界資本主義を強欲の道=滅亡の道に引きづり込んだのであるから、これは歴史の皮肉としか言いようがない。
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テーマ : 国際経済 - ジャンル : 政治・経済

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