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首脳会談が示す米中関係の戦略的すれ違い!

アメリカの裏庭の、中米諸国を訪問した後アメリカ入りした中国の習近平国家主席はオバマとの会談後「新しいタイプの大国関係を築く為」に意見交換をしたと表明した。しかしオバマからは北朝鮮への対処とサイバーテロへの対処での、一致点での二国間の協力を求められたに過ぎなかった。

習近平は、アメリカと中国が覇権を分け合うG2体制が念頭にあったのであろうが、アメリカは日本の集団的自衛権の見直しで「日米合同での空母機動部隊を作ることもできる」(米海軍グリナ―ト作戦部長)という、日本の力を自己の戦略に取り込む形で、なお世界の警察官として覇権を維持しょうとしている。

中国はかっての米ソのような「覇権の分有」(=冷戦)を目指したが、オバマは「息継ぎの和平」の下で、経済優先の協調関係を示したにすぎなかったのである。つまり米・中の首脳会談は戦略的すれ違いに終わったということである。

当面米中とも経済を優先するが、その目的はアメリカは国内経済の立て直しを優先し、当面は国際紛争には巻き込まれたくないとの意図であり、中国は世界戦略を目指し軍事力の強化の時間的余裕を得たという事なのである。

中国は、この戦略的すれ違いは当初から織り込み済みであろうから、かねてからの戦略、アフリカの資源を押さえ、中東の石油権益を獲得し、中南米に経済的に喰い込む、アジアに対しては巨大な海軍力で「フインランド化」で自己の戦略的影響化に収める属国化戦略を実行するであろう。

アメリカは今後10年間でオバマの軍縮政策を実行するが、下手をするとアジアの軍事的覇権が中国に握られる事態もあり得るであろう。中国の軍事大国化とアメリカの経済再建が時間的闘いの様相を持ち始めた。

日本は今後10年間アメリカの力を日本の防衛には頼れない事を織り込んで、自力での中国の拡張主義に備えなければならない事態となった。中国社会帝国主義は新興の凶暴な帝国主義であり、いまや全世界人民の敵となっているのである。

日本人は対米自立し米・中の覇権争いに巻き込まれないようにし、平和主義を堅持する道を進まねばならない。日本の集団的自衛権の容認は戦争の道であり、我々は安倍政権の戦争路線を支持できない。

中国は、世界戦略の為の利己的な帝国主義的資源略奪で、中国の悪いイメージが世界中に広がっている。これは日本の援助を得ながら反日教育を行い、日本企業を焼き打ちした卑劣さを世界の人々が理解し始めた事であり、日本は世界の人々の支持を得ながら、中国の拡張主義の侵略に備えを固めなければならないのである。
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