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敵基地攻撃論を自立の視点から論じよ!

自民党の国防部会・安全保障調査会は先に敵の弾道ミサイル基地などを攻撃できる能力を自衛隊が持つ事を検討する事を決めた。これに対し朝日新聞社説は「軍拡競争を招く事にならないか。」と現実的選択と思えない、と批判している。

軍拡競争と言うがすでに中国と北朝鮮が日本を敵視して大軍拡を展開しているのである。朝日の方が現実を見ていないのではないか?中国やソ連のような社会帝国主義に転化し凶暴な軍事的拡張主義に対しては、軍拡競争で経済的に疲弊させ、ソ連が崩壊したように「冷戦方式」で行くほかない。

日本が外交努力でいかに緊張を緩和させても中国は拡張主義を止めることなどできないのである。またアメリカが「息継ぎの和平」に戦略転換し、今後10年は戦争できない状況では、日本は独力で国土と国民を防衛しなければならない。

日本の「盾」専門という奇形的自衛隊のままでは中国の侵略を促すに等しいであろう。日本は単独での防衛を果たせるだけのバランスのとれた防衛力を急ぎ持つ事は必要な事である。対米従属派のアメリカ頼みでは尖閣諸島や西南諸島は守れないであろう。

すでに空軍力では中国は航空自衛隊をはるかに上回る兵力を保持しているのである。日本の自衛隊が攻撃兵器を持たないままでどうして日本を防衛出来ようか?韓国ですら巡航ミサイルを保持しているではないか。いつまでも平和ボケした防衛論議はうんざりである。

必要なのはバランスの取れた自衛力である。小さくとも侵略を許さない軍事力を保持すべきなのである。軍拡競争を中国が仕掛けているのであり、逡巡してはいけない。軍拡競争に弱いのは中国の方なのである。闘わずして勝つ、そのために小さくともバランスの取れた自衛隊にしなければならない。

自分の力で日本を守れるかどうかは、対米自立の必要条件なのである。肝心なのは軍拡競争ではなく日本を確実に守ることである。平和主義を貫くには強力な防衛力が絶対に必要なのである。
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テーマ : 軍事・安全保障・国防・戦争 - ジャンル : 政治・経済

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