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安倍首相の政権運営の姑息と野党の無策!

第二次安倍政権は姑息という点で前回より成長している、前回は参院選で敗北して辞職に追い込まれたので、何が何でも参院選に勝つ事を目指している。

安倍が最初に取り組んだのがマスコミを「翼賛化」することであった。ぶら下がり取材を拒否し、新聞社ごとに単独インタビューを行い、各個に支持を取り付け、いまやアベノミクスを批判する新聞社は無い。完全な翼賛状態である。

金融緩和で投機を起こして円安誘導と株式市場のバブルを引き起こし、物価を上げるのが目票になっている。これがデフレ対策と言うのだから馬鹿としか言いようが無い。

安倍は参院選で改憲を課題として野党第一党の民主を分裂に追い込み、歴史見直し発言で中国・韓国を刺激して、日本批判を引き出し、その反発をテコに日本の世論を右翼化して参院選に勝つ戦略である。

経済戦略も姑息なら、マスコミ対策も姑息で、選挙対策は策術でしかない。円安とバブルで株と土地や物価が上がり、実体経済は輸出企業がもうかるだけで、国民経済は疲弊を続けることになりかねない。

中国が尖閣諸島周辺の占領を考えている時に、野党が非現実的な非武装・中立では、安部の参院選勝利は決まったようなものだ。安倍の売国従属路線に、自立・自主防衛を対置する政党が無いのである。

安倍政権の公共事業を増やし、土木資本主義で日本経済が上向く訳が無いのである。必要なのは産業戦略であり、ロシアと戦略的関係を結び、中国とアメリカの結託をけん制するぐらいの戦略が必要な時なのである。
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テーマ : 憲法改正論議 - ジャンル : 政治・経済

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