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「核先制不使用」外した中国の危険な狙い!

中国は毛沢東の時代から核恫喝はしないという方針を明確にするため「中国は核兵器を最初に使用しない」事を外交の基本にしてきたのである。国防白書には当然の事として「核先制不使用」が明記されてきた。

ところが報道によると、二年に一回出される2012版国防白書に、初めて「核先制不使用」が記されいないだけでなく、核攻撃に「中国もミサイル核兵器を使用して敵に反撃する」と強調しているという。

「中国は核を最初に使用しない」との方針は毛沢東の「核恫喝はしない」と言う強い意志から出された原則であり、これを中国が放棄したことは毛沢東の外に覇権を求めないという外交方針の放棄を意味している。

中国は現在インドのカシミール地方を侵略し、チベットと新疆ウイグルを植民地として支配・収奪し、中央アジアを元経済圏に組み込み、シベリアに労働力を送り込み、アフリカ・中東の資源を獲得し、南シナ海と東シナ海を(=海洋資源を)自己の「核心的利益」として支配を強めている。中国はすでに覇権を目指しているのである。

海洋強国の建設を目指す中国海軍は「核心的利益派」と呼ばれる江沢民派の対日開戦を目指すグループなのである。彼らの認識は1930年代の歴史認識のままで日本を憎しみをもって敵視しており、しかも尖閣諸島などの海洋権益の獲得を「中国の核心的利益」と信じている。装備の貧弱な中国海軍が日本の自衛隊を舐めているのは、「日本軍」が核兵器を保持していないからである。

一党支配の中国は、すでに凶暴な社会帝国主義となっており、しかも軍事産業を保持する軍部の力が次第に大きくなりつつある。海上自衛隊の護衛艦に中国海軍のフリーゲート艦が尖閣沖でレーダーを照射したことは、中国政府内の路線闘争に決着がついていないことを示しており、「核心的利益派」が挑発で実力行使に持ち込むことで、路線闘争になし崩し的決着を図ったということなのである。

中国軍が「核先制不使用」を国防白書から外した事は、核を保持しない日本やベトナムやフイリピンを睨んだ恫喝である。彼らの狙いはアジアの小国の「フインランド化」(属国化)である。官僚独裁の社会帝国主義の危険性を認識する事が差し迫って重要なことなのである。
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