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北朝鮮国防委員会の18日の声明の狙い!

報道によると北朝鮮国防委員会は18日声明を発表し、今回の彼らの一連の軍事挑発についての要求を明らかにした。それは以下のようなものである。
(1)半島周辺の核戦争手段の撤収
(2)挑発行為の即時中止と国連の制裁決議の撤回
(3)軍事演習の放棄
(4)また核問題の解決についてはアメリカが最初の行動を示す事と強調している。

北朝鮮国防委員会の言う「核戦争手段」が何を指すのか?「挑発行為」が何を指すのか?不明であり、自分が国連決議に違反していながら、アメリカに先に核問題で行動を求めているが、その「行動」が何なのか解らない?どうもアメリカと北朝鮮が半島の核とミサイルを同時に撤去しようという提案に見える。

つまり北朝鮮の狙いは北朝鮮を核保有国として認めたうえで、半島周辺の核戦争手段を同時に撤収しようではないか、との提案と見ていいのではないか?つまり北朝鮮国防委員会の狙いはアメリカが北朝鮮の核保有国としての立場を認めれば交渉に応じても良い、アメリカがまず最初に行動せよ、というものである。

核の問題では、アメリカは世界の金融を握るユダヤ人の母国であるイスラエルの安全保障にかかわることであり、イランなど中東諸国の核保有を認めるわけにはいかないのであり北朝鮮の要求は呑めないのである。また北朝鮮の核保有を認めれば、中東だけでなく、日本や韓国の核保有を許すことになる(=日本と韓国が自立する)ので、この問題では譲歩できないと見なければならない。

北朝鮮がアメリカまで届く大陸間弾道弾を開発している事が、アメリカのこれまでの許容枠をこえていること、またアメリカには見返り援助を与える経済的余裕もない。しかし北朝鮮が交渉の中で、半島の非核化で譲歩する余地を見せれば、米朝交渉が軌道に乗る可能性があるかもしれない。

北朝鮮の挑発外交はこれまでと同じだが、若い指導者が柔軟性を示す政治的地位にあるかどうかが問われている。北朝鮮が口では強硬ではあるが交渉で柔軟性を示せるかどうかが米朝交渉が軌道にのるカギとなるであろう。

若い指導者が指導基盤を固めているなら米朝交渉が軌道に乗る可能性はある。アメリカはすでに戦略転換し、「息継ぎの和平」に転換しており、平和を必要としていることは北朝鮮指導部は織り込み済みであり、問われているのは国内的指導基盤を3代目の若い指導者が固めているかどうかが問題なのである。
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テーマ : 軍事・安全保障・国防・戦争 - ジャンル : 政治・経済

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