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反米勢力が戦略的攻勢を強める局面が生まれた!

次期国務長官に指名されたケリー米上院外交委員長は公聴会で、イランの核開発について「大統領と私は問題の外交的解決を選ぶ」と述べ、「外交政策は経済政策だ」語り、アメリカ経済の回復に資する外交を追求する考えを強調した。

またケリー氏はアフガニスタンについて「10年に及ぶ戦争を終結させるというオバマ大統領の理念を実行に移すことが肝要だ」との考えを強調した。ケリー氏は中国については「敵視せず関係を強める」としている。

このケリー氏の考えは2期目のオバマ政権が本格的な経済再建重視の「息継ぎの和平」の外交戦略を展開することを示している。こうしたアメリカの内政重視は、今後オバマ大統領の一般教書演説で一層明確にされるであろう。

この結果イスラエル内に強いイラン空爆の可能性は無くなり、NATO諸国のアフガニスタンからの撤退も確実となった。アメリカの内政重視がアジア政策、対中国・対北朝鮮政策にどう今後具体化されるか注目される。

アメリカの経済再建重視がアルカイダやイラン、北朝鮮や中国を軍事的により攻勢的にする可能性がある。2期目のオバマ政権が北朝鮮と対話路線に転ずるのか?中国を敵視しないで、南シナ海や東シナ海での砲艦外交にどう対応するのか?アメリカの財政上の制約を見透かしているいる相手だけに、アメリカのアジアでの今後の軍事戦略が注目されるのである。

我々は、アジアで中国や北朝鮮が軍事的攻勢を強める局面が生まれていることを指摘しなければならない。アメリカが中国を「敵としない」以上当分の間日本の防衛という点で、アメリカの軍事力に期待できない日本はアジアでの軍事的均衡を視野に入れた独自外交が必要になる。

ロシアとの戦略的外交関係を構築し、北方領土をプーチン・ロシア大統領の言う「引き分け」で解決し、「シベリアの資源開発」と支払い能力のあるロシア市場を手に入れることが国防からも、経済発展からも重要になる。安部首相がアメリカの言いなりにならず、独自外交をやれるか、多くの国民が注目している。
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テーマ : 中国問題 - ジャンル : 政治・経済

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