FC2ブログ

苦難が確実な2期目のオバマ政権!

議会の捻じれを抱えてオバマの前に議会(共和党)の壁が立ちふさがる。それは10年間の反テロ戦争の結果増えた財政赤字を、どの階級が払うのかをめぐる対立である。

アメリカは約1500兆円の赤字を抱えている。オバマはこのうち4兆ドル(約360兆円)を2023年までに減らすと約束している。富裕層を中心に増税をおこなうのか、それとも共和党の言う社会福祉予算を削減するのかの対立である。

予算の制約があるのでアメリカは当分の間戦争できない。オバマは「安全保障と平和に、果てしない戦争は必要ない」と語った。つまり2期目も「息継の和平」の戦略が継続するのである。しかし歳出削減をやり過ぎると景気が悪化する。オバマが就任演説で「一つのアメリカ」をいかに強調しても、現実は厳しい階級対立から逃れられないのである。

2期目のオバマが掲げる「核なき世界」「温暖化への取り組み」「銃規制強化」「移民制度改革」はいずれも議会の壁があり難しい。

オバマが「アメリカは地球上のあらゆる場所で、強固な同盟の中心で有り続ける」と語っても、財政上の制約をアルカイダや中国やイランに見透かされているのである。

オバマの2期目が「一つのアメリカ」を実現するには、自分の支持基盤を裏切るような議会共和党との政治的妥協が必要となるのである。国際社会でのアメリカの影響力は今後も衰退せざるを得ないのである。

日本は力を失ったアメリカに依存しても中国の脅威から国を守れる保証はない。対米自立の機会が来ている事を認識しなければならない。自立して、自分の国は自分で守る時が来ているのである。
スポンサーサイト



テーマ : 政治・経済・時事問題 - ジャンル : 政治・経済

コメント

コメントの投稿

トラックバック


この記事にトラックバックする(FC2ブログユーザー)

SEO対策:政治