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中国解放軍報が「戦争に備えよ」と報道!

1月14日の中国人民解放軍の機関紙解放軍報は、習近平軍事委員会主席の指示として、今年の軍事訓練の基本目標として「実践に備える」事を強調した。

解放軍報が「実践の必要性から軍事訓練に取り組め」「戦争に備える為軍事闘争に備えよ」と強調するのは、「中国の核心的利益」と位置付ける南シナ海と東シナ海の領有権を軍事的に保障する決意を軍内外に示すものである。

つまり現在中国は、尖閣諸島(中国名釣魚島)の実効支配の既成事実を領海侵犯や領空侵犯で作っており、やがては尖閣諸島占領まで進むことを想定しているのである。すでに日本の尖閣領空域に中国軍戦闘機の編隊が飛行し始めており、事態は窮迫し、深刻である事を示している。

中国解放軍の戦略は、アメリカが財政上の限界にぶつかり「息継ぎの和平」に戦略的転換している隙をついて、現在海軍力の大増強に乗り出し、すでに空母の運用を開始し、大陸沿岸に1200発の長距離ミサイルを配備し、南シナ海と東シナ海の内海化を進めており、事実上アメリカの空母機動部隊は大陸に接近出来なくなっている。

アメリカはシェールガス開発で中東の石油に依存しなくてよいエネルギー自給状態となり、オバマ政権が戦略的重点を中東からアジアに転換したが、そのアジアにおける軍事力の均衡戦略の具体化が遅れているのである。中国の軍事力の膨張にアメリカの財政上の制約が障害となっているのである。

アメリカ軍が沖縄の海兵隊をグアムとオーストラリアの北部に分散配備しつつあるのは中国軍の長距離ミサイルの第一撃から防衛するものであり、極めて受け身的な戦略なのである。ベトナムやフィリピンが海軍力が脆弱なのでアジアの均衡戦略は、アメリカの軍事力の増強が財政上難しく、残るは日本の軍事力の増強しかない危機的な状況にある。

中国解放軍報の報道が示している事は、日本の南西諸島防衛が危機にある事を示しており、政府はこの地域の防衛体制を早急に強化するべきである。中国軍の実践を想定した軍事訓練とは、尖閣諸島占領である事を示している。尖閣諸島は東シナ海の内海化のど真ん中にあり、中国軍はこの占領を決意していると見て間違いないのである。

中国が官僚独裁の国家資本主義となり、危険な社会帝国主義の侵略性を保持している事を絶対に忘れてはいけないのである。中国軍の狙いは台湾を含む東南アジアの「フィンランド化」(従属化)であり、アジアの覇権を確立することであり、事態は窮迫しているのである。
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テーマ : 軍事・安全保障・国防・戦争 - ジャンル : 政治・経済

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