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北朝鮮弾道ミサイル実験の背後に中国の影!

北朝鮮の報道官は12月1日、人口衛星を搭載したロケットを今月10日から22日の間に打ち上げると発表した。「宇宙開発」は国連決議違反を言い逃れる為の北朝鮮の口実であり、軍事用の長距離弾道ミサイルであることは衆目が認めるところである。

北朝鮮は今年4月同様の実験で、ロケットが空中で爆発し、失敗している。北朝鮮はロケット技術をウクライナで盗み出すことに失敗していることから、前回失敗の技術的問題は中国の支援で解決したと見るのが自然だ。中国は北朝鮮に軍事用大型長距離ミサイル運搬用車両を数台売却するなど国連決議違反を繰り返している。

北朝鮮は核開発とミサイル技術を国家存続の戦略問題と位置付けており、同時にミサイルは北朝鮮最大の輸出品であり、イランやパキスタンが主要な顧客である。中国は韓国や日本企業を自国に進出させ経済発展を図る必要から、北朝鮮を通じて韓国と日本を軍事恫喝する必要がある。

中国の狙いは朝鮮半島・北東アジアの冷戦構造を温存し、韓国と日本に米軍を駐留させ、そのことで日本の軍事大国化を阻止することである。アメリカの一極世界支配(覇権)はすでに財政的に限界が見えており、やがてアメリカがアジアから撤退せざるを得ないのは近い将来のことである。中国はアジアの覇権を狙っており、北朝鮮は中国の手ゴマなのである。

北朝鮮のような王朝は、自由貿易すれば崩壊するのは解りきっている、つまり「鎖国」が続く限り北朝鮮は存続する。北朝鮮が崩壊すればアメリカの勢力圏の韓国が直接中国と国境を接する事になるのは中国には絶対に避けなければならないのである。

すなわち北朝鮮の今回の弾道ミサイル実験は、北東アジアの冷戦構造を維持したい中国の戦略の表れと判断しなければならない。北の指導者が代変わりして北朝鮮に対する中国の影響力は強まっているのである。一見アメリカに都合のよい半島の冷戦構造の維持は、長期的には中国の戦略にも合致しているのである。
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テーマ : 軍事・安全保障・国防・戦争 - ジャンル : 政治・経済

コメント

ミサイルを支持します

私は朝鮮のミサイルを支持します。第二次朝鮮戦争を防ぐためです。ミサイルと核兵器がなければ、朝鮮のシリア化とリビア化は火を見るより明らかだからです。

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