政党の合従連衡を見ていて思うこと!
民主党が政権交代の功労者である鳩山を引退させた。党の公約を投げ捨てた人物が、今度は公約を認めないと公認しないというのである。鳩山は消費税反対であり、TPPにも反対なので立候補をあきらめたのである。金持ちの坊ちゃんらしさが表れている。
「太陽の党」の石原が一度は「減税日本」と連合し、維新の橋下と連合に当たり、「減税日本」との連合を解消した。石原は「連合」してから政策を決めればよいと言っていたが橋下に「減税日本とは政策的に合わない」と言われ譲歩したのである。
政党というものは一部の政策で違いがあっても、その部分は態度を留保する自主性を党員に認めることが必要で、一つの政策を踏み絵に公認しないというのは間違いであり、これでは、民主党は「純化」という名の孤立化をしていくことになる。
連合とは石原が言うように小さな違いを棚上げし(小異を残し)、中心政策で連合するのである。ところが橋下のように小さな違いで排除していれば大連合はできないのである。
例えば橋下維新が、石原に合わせて脱原発を捨てたことは大衆の支持の幅を狭めることになる。つまり政党の党首の考えが合従連衡に表れていて見ていて面白いのである。
かつての自民党の議会支配が長期に続いたのは、農民・商店主・企業・金持ちまであらゆる階層の支持をつなぎ止めたからである。オールキャッチ政党であった事が自民の強みであった。小泉が自民を大ブルジョアの党にしたことが自民の支持基盤を狭めたのである
民主党が政権を奪還できたのは、小沢が農民の支持を助成金で引き寄せ、都市部の票についても消費税増税は4年間はしないという公約で、都市票も集めたからであった。野田民主党がTPPで農産物の自由化をすることで農民票を失い、消費税増税で都市票も失うので民主の惨敗は決まったようなものである。
残る合従連衡は、小沢の「国民の生活が第一」が他の多くのミニ政党をどのように結集するかが見ものである。
「太陽の党」の石原が一度は「減税日本」と連合し、維新の橋下と連合に当たり、「減税日本」との連合を解消した。石原は「連合」してから政策を決めればよいと言っていたが橋下に「減税日本とは政策的に合わない」と言われ譲歩したのである。
政党というものは一部の政策で違いがあっても、その部分は態度を留保する自主性を党員に認めることが必要で、一つの政策を踏み絵に公認しないというのは間違いであり、これでは、民主党は「純化」という名の孤立化をしていくことになる。
連合とは石原が言うように小さな違いを棚上げし(小異を残し)、中心政策で連合するのである。ところが橋下のように小さな違いで排除していれば大連合はできないのである。
例えば橋下維新が、石原に合わせて脱原発を捨てたことは大衆の支持の幅を狭めることになる。つまり政党の党首の考えが合従連衡に表れていて見ていて面白いのである。
かつての自民党の議会支配が長期に続いたのは、農民・商店主・企業・金持ちまであらゆる階層の支持をつなぎ止めたからである。オールキャッチ政党であった事が自民の強みであった。小泉が自民を大ブルジョアの党にしたことが自民の支持基盤を狭めたのである
民主党が政権を奪還できたのは、小沢が農民の支持を助成金で引き寄せ、都市部の票についても消費税増税は4年間はしないという公約で、都市票も集めたからであった。野田民主党がTPPで農産物の自由化をすることで農民票を失い、消費税増税で都市票も失うので民主の惨敗は決まったようなものである。
残る合従連衡は、小沢の「国民の生活が第一」が他の多くのミニ政党をどのように結集するかが見ものである。
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