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民主野田の破れかぶれ解散の誤算!

野田首相が今回の解散を「死中に活を求める」と語ったが、不自然極まる発言だ。国民を裏切り、味方の小沢グループを追い出し、敵である自公と手を握って消費税増税した裏切り者が、国民の支持を失い「野に打って出た」のだから、明智光秀が信長を暗殺し、誰の支持も受けられず野たれ死にしたのと同じ道をたどるであろう。

野田民主の味方は、アメリカと官僚と財界だ。TPPと法人税減税と官僚の権益保護で味方につけたが、これは人民と民族の利益を売り渡すことでしかない。

野田は、尖閣国有化で中国を挑発し、日本社会の右傾化を促し安部を登場させ、石原に新党立ち上げの機会を与えた。これに橋下の維新を加えて戦後初の右翼政権が誕生する可能性が出てきた。

「連合」が未だに民主支持なのは、自分たちの主人(財界)の意向なのだろう。野田の裏切りで一番筋を通したのが小沢グループだ。「国民の生活が第一」という公約を掲げて野田の裏切りを批判して民主党を出たのだから偉い。解散が決まってから党を出るのは日和見でしかない。

石原の「太陽の党」の第三極づくりは旗印が見えない。なぜ減税を掲げるものが増税容認の連中と手を握れるのか不思議だ。TPPに反対し「民族的利益を守れ」という一点で団結するのなら分かるが、旗印がわからない?

今回の解散は、議会の党首討論で野田が安部に解散しましょうと呼びかけたのだから「消費税増税派の話し合い解散」と呼ぶべきだろう。つまり今回の総選挙は「消費税増税の信任」の選挙だ。野田がTPP参加を争点にしようとしているのは、言わば争点隠しなのである。

「国民の生活が第一」は消費税増税の廃止を掲げて闘うべきだ。福祉を切り捨てながら、あたかも福祉のための増税であるかの嘘をつく野田は国民から見捨てられるであろう。野田政権を支えたにやけた閣僚連中もこの際叩き落とすべきだ。

もしマスコミが小泉の時のように劇場型選挙に加担するなら、国民は大新聞の購読を止め、テレビを見ることを止め、NHKの受信料を不払いにして反撃すべきである。
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