fc2ブログ

「失われた10年」に突入しつつある米経済

アメリカ経済の失速が鮮明になってきた。国内総生産の7割を占める個人消費の落ち込みが続いているだけでなく住宅の販売戸数も落ち込みが激しい。09年のアメリカの個人破産件数は前年比3割増の約141万件に達している。今年も個人破産件数は増加している。
アメリカの失業率は9.5パーセントだが、パートなどの統計に表れない失業者を考慮すると失業率は16パーセントと言われている。
アメリカ企業は不況の中でリストラで利益を出そうとして失業者を増やし、その結果個人消費を縮小する悪循環に陥っている。これはかっての日本の「失われた10年」と同様の現象である。
クリントンはアメリカ経済を立て直したが、オバマは経済に弱いようだ。イラク戦争の約58兆円の戦費はアメリカ経済を疲弊させた。戦争の継続では、オバマの「息継ぎのための和平」は中途半端に終わらざるを得ない。
アメリカの経済学者や政策担当者が、日本のデフレ対策から学ぼうとしているのは、リーマン破綻から2年たって、アメリカの経済危機がなんら克服されていないことが分かってきたからである。
アメリカが日本と違うのは、ドルという世界通貨を持ていること、日本や中国にアメリカ国債を買わせることが出来ることである。
アメリカが日本と同様のデフレ経済に突入するのか?注目される点である。戦争がアメリカ経済を活況に導く時代はすでに終わったのかも知れない。
日本は対米追随一辺倒から、多極外交に転ずるときが来ていることを知るべきである。アメリカ追随の菅より、「対等の日米同盟」の小沢の方が国益を守ることが出来ることは疑いないことである。
スポンサーサイト



コメント

コメントの投稿

トラックバック


この記事にトラックバックする(FC2ブログユーザー)

SEO対策:政治