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アメリカ大統領選の混迷とアメリカの2極分化!

アメリカは大ブルジョアの利益を代表する共和党と、表向き労働者や小ブルジョアの利益を代表する民主党の2大政党制である。民主党のオバマ政権は2期目であり、雇用問題が改善していない中で再選が危ぶまれている。

アメリカは現在深刻な財政危機にあり、大規模な財政再建に直面している。今後大規模に軍事予算を削減する予定であるが、産軍複合体を基盤にする共和党のロムニーは民主党政権による大幅な軍事費の削減を緩和したいと考えている。また企業の負担が重い国民皆保険も止めたいと考えている。

世論調査ではオバマが数%リードしているが、共和党には選挙人名簿を削除するなどの選挙違反の奥の手があり、選挙は予断を許さない。最近のアメリカ社会の2極分化は、グローバルリズム(新自由主義)の結果格差社会が拡大し、その結果としての選挙での接戦なのである。

アメリカの大統領選は高度にコンピュター化され、それゆえに解らない形でさまざまな投票妨害や選挙違反が行われている。それだけでなく今後の世界経済が厳しい予測が増えている中でオバマを支持した大衆が今回は投票を棄権したり、共和党支持に回る可能性がある。
第1回のテレビ討論会ではロムニ―が得点を挙げたと見られており、両者の支持率は接近している。今のアメリカは誰が大統領になっても「息継ぎの和平」を続けるほかなく、財政危機の中で内向きの政策を取るほかない。

ただ違うのは財政危機の分担を金持ちに重くするか?それとも大衆から多く収奪するかの違いなのである。アメリカの二極分化はアメリカの直面する経済危機の反映であり、没落する覇権国の衰退の表れなのである。

アメリカの従属国の日本は、アメリカに今以上の搾取をされないため対米自立を目指して必要条件を整えていかねばならない時なのである。
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テーマ : オバマ大統領・政権 - ジャンル : 政治・経済

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