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シリアの周辺国は介入をやめよ!

シリアの内戦は全面的で破壊的規模に発展しつつある。反政府勢力が対戦車砲や対空兵器を所持しているのはサウジなど湾岸(スンニー派)諸国が軍事支援をしているからである。

これに対抗してイランがシリアに義勇軍を派遣している。双方とも国外からの支援があるので紛争は破壊的でしかも長期化が避けられない。つまり内政干渉が大規模になり、代理戦争のようになっている。

このような事を許せばイランが湾岸諸国に内政干渉しても許されることになる。中東は昨年来の「アラブの春」で何処もがシリアのようになる要素を抱えている。

エジプトは軍と大統領の二重権力状態にあり、「アラブの春」の民衆革命が続いている。トルコにはクルド人の独立運動があり、王制の湾岸諸国は「アラブの春」が燃え盛りかねない国内情勢がある。今や中東全域がシリアのようになる可能性がある。

中東全域の動乱をを阻止するには、各国が内政干渉をやめる必要がある。その国の運命はその国の人民にゆだねられるべきであり、誰も介入すべきではない。無責任な軍事援助は代理戦争へと発展するのである。

しかもこの地域の動乱は、祭政一致のイスラム教の特徴から、革命の成果を宗教勢力が奪うので、イスラム原理主義の政権が生まれる可能性が高まるのである。

この地域の民主化はイスラム教の世俗化、もしくは政教分離が進まないと、宗派による動乱への介入は、動乱を戦争まで広げることになる。

介入による政権の転覆は中東全域を流動化することになるので止めるべきである。
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テーマ : 軍事・安全保障・国防・戦争 - ジャンル : 政治・経済

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