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アメリカの「核なき世界」は欺瞞だ!

オバマ大統領は昨年4月にチェコ・プラハでの演説で「核なき世界」を唱えた。この時広島・長崎への原爆投下を念頭に「同義的責任」に言及したが、このオバマの「核なき世界」は北朝鮮やイランなど核保有を目指す国が増えつつある状況で、アメリカなど核保有国の核独占が崩れつつある中で、核保有国も「核廃絶に取り組んでいる」というポーズを示す必要があったのである。
オバマは基本的には、ブッシュの戦争路線から「息継ぎの和平」を目指す大統領として登場した。しかもアフガニスタンで戦争を継続しながらである。つまりリベラル色を出しにくい状況のもとで欺瞞的な「核なき世界」が出てきたのである。
それゆえプラハでオバマ自身が「核廃絶は自分が生きている間には無理だろう」と語ったのである。
したがって、オバマは主要国の核独占を維持する立場から、また外交的イニシアチブを示すため核廃絶のポーズを取っているだけなのである。
広島・長崎への原爆投下は、「同義的責任」ではすまない、原爆投下はどのような目的であれ、明らかに国際法違反の民間人大量虐殺であり、したがって広島と長崎の反核運動は、史上初めて核を使用した国(アメリカ)に対して糾弾し反対する運動として展開されなければ意味がない。
オバマが本心から「核なき世界」を目指すなら、歴史上ただ一国だけ核を使用した恥知らずな国として、それを反省し、口先だけでなく真っ先に核兵器の廃絶を行うべきなのである。
イラクとアフガニスタンを侵略している者が、あたかも平和の使者のようなポーズをとることに騙されてはいけないのである。
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