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米兵の自殺急増は不正義の戦争ゆえだ!

「反テロ戦争」の旗印で行われたイラクとアフガンへの無慈悲な侵略戦争が、米兵の心を病みさせ、自殺する米兵が急増している。今年に入って5カ月間で自殺者は130人を上回り、米軍は頭を抱えているという。

パネッタ米国防長官は「この問題は、国防長官に就任して以来、最も挫折感を引き起こさせる問題だ、簡単な回答はない」と解決が難しいことを認めた。

米兵は正義のつもりで戦地に派遣された、しかしそこで行われていることは侵略的殺人・虐殺であり、現地の人々の憎しみの坩堝(るつぼ)を見ることになる。また多くの同僚の死を日常的に見ることになる。

気が狂わない方がおかしいのである。しかし精神を病んで専門家のカウンセラーを受ける兵士が、苛められるので死を選ぶ兵士が増えるのである。

10年にもわたる侵略戦争が米軍を精神的にも、経済的にも疲弊させていることは間違いない。こうした傾向はベトナム戦争時にも表れた現象であり、アメリカが長期の「息継ぎの和平」を必要とする深刻な現状を示している。

精神的に病んだ兵士たちが退役後医療保険制度の不備で十分な医療が受けられない問題も指摘されている。「反テロ戦争」は産軍複合体を儲けさせるため、兵器の消費・破壊として進められたので、兵士に正義の戦争であることを認識させるのが難しいのである。

米兵の自殺防止には、侵略戦争を止める以外の方法はない。アメリカ社会は、そして軍も、兵士も長期の戦争で病んでいるのである。

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テーマ : 軍事・安全保障・国防・戦争 - ジャンル : 政治・経済

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