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シリアの内戦化が招く混迷と対立!

国連のシリア平和維持活動のラズース事務次長は12日のインタビューで、シリアの現状について内戦状態で有ることを認めた。それによると反政府武装勢力はいくつかの都市を制圧しており、政府軍はそうした地域の奪還を狙っているとの認識を語った。

反政府勢力の指導者は最近彼らが対戦車砲を入手したことを認めた。シリアの反政府勢力にはサウジや湾岸諸国とアメリカ等がひそかに武器支援を行っており、明らかに外部勢力の介入による、内戦化なのである。

サウジや湾岸産油国などのスンニー派国はイスラム・シーアー派勢力のイラク支配のもとでシリアを宗教的防波堤と位置付けて内戦化を策している。アメリカは現在「息継ぎの和平」への戦略転換の下でイスラエルの安全をシリアの内戦化で確保しようとしている。

つまりシリアの反政府勢力は欧米とスンニー派国の内政干渉で武装し闘っており、それは革命を装った軍事介入と言えるものである。
またロシアがシリアへ武装ヘリなど武器輸出しているのは欧米の介入に反発しているからなのである。

問題は中東における動乱はすべてイスラム教の外皮をまとい、したがってイスラム過激派の政権を生む可能性が高いことである。つまりアメリカの反政府勢力への武器支援はシリアにおけるイスラム原理主義の台頭を招きかねないのである。

アメリカは戦略転換の間のイスラエルの安全のために、武器支援をして反政府勢力を支援しているのだが、それが革命を招き、イスラム過激派の台頭を招きかねない危険はあまり認識していないのである。

もちろんアメリカ政府はシリア政府を打倒する事は目指さないであろうが、事態は混迷を生み、当事者の思惑を超えて発展するものなのである。シリア国民は不幸にも外国の内政干渉で内戦に巻き込まれ酷い目に遭うこととなった。
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