fc2ブログ

覇権国アメリカの戦略的失敗について!

アメリカは産軍複合体の国であり、金融独占化が進んだ覇権国である。軍需産業が主たる産業なので戦争による消費行動が必要となる。そのための介入の理由付けを行うのがアメリカなのである。

ベトナム戦争のときは「ドミノ理論」で侵略し、イラクへの侵略は「大量破壊兵器」を口実とし、アフガニスタンへは「反テロ戦争」が侵略の口実であった。イラクには大量破壊兵器は無かったし、アフガニスタンではアメリカの誤爆で多くのテロリストが生産されている。

つまり「反テロ戦争」がテロリストを生み出しているのだから論理矛盾だが、そんなことが問題ではない、大量の兵器が消費され、新たな兵器需要が生まれればよいのだ。

しかし国家財政にも限界がある、アメリカがドルの発行益を手にしているとはいえ「イラク戦争」と「反テロ戦争」でアメリカは財政的に疲弊した。つまりアメリカは財政再建の内向き政策の局面で黒人の大統領を据えたのは、戦争の終結(戦略転換)と黒人暴動を抑止するためであった。

無知な評論家が、「アメリカの多極主義者がわざとアメリカを敗北させ、世界を多極化している」などと言っているが間違いなのである。アメリカはできれば覇権を維持したいのであるが、侵略戦争で疲弊して「息継ぎの和平」に戦略転換せざるを得ないのである。

モンゴル帝国もローマ帝国も滅んだ。一国の世界覇権は一時的であるのは歴史が証明している。アメリカの失敗はコーランを燃やして「反テロ戦争」を宗教戦争にしてしまったことである。またロシア解体にも失敗した。結果アメリカは世界中で孤立を深めている。

覇権国が世界から尊敬を集めることができないなら、その覇権は崩壊せざるを得ないのである。覇権国は富を独占し腐敗していく。アメリカも「極まれば反転する」という法則から逃れられないのである。
スポンサーサイト



テーマ : 軍事・安全保障・国防・戦争 - ジャンル : 政治・経済

コメント

コメントの投稿

トラックバック


この記事にトラックバックする(FC2ブログユーザー)

SEO対策:政治