プーチンの戦略を読み解き国益追求を!
アメリカと欧州の対ロシア戦略は、東欧と中央アジア諸国の市場をロシアからもぎ取り、自分たちの市場とするため、欧州ミサイル防衛計画でロシアの核ミサイルを無力化することである。
同時にロシア国内のNGOにCIAを通じて、アメリカが資金援助し民主化で旧官僚たちのロシア権力層を打倒し、民主化でロシアを解体することを狙っている。すなわちユーゴスラビア解体のロシアへの応用である。
ロシアのプーチンはこのNATOの戦略は先刻承知で、欧州ミサイル防衛に反発し、アメリカ政府が内政干渉に「何億ドルも使っている」と批判し、18日~19日のアメリカでのサミット(G8)への出席を見送りにした。
大統領に復帰したプーチンの戦略は、アジア経済との結びつきを強化し、東シベリアを開発し、ロシア経済のハイテク化を図ることである。プーチンが北方領土解決を、柔道用語の「引き分け」で解決することを提案したのは、プーチンの戦略の柱が日本との関係改善にあると見てよい。
日本は原発の停止で原油と天然ガスが大量に必要で、ロシアはシベリア開発の資金と、開発した資源を日本に売りたいのである。日本の支払う資源の代金は、工業製品の対価となる。つまり日本とロシアの経済的利害は一致しているのである。
ロシアの民主化は資本主義の発展と結びついており、アメリカと欧州のやり方ではロシアを民主化できないのである。ロシアと欧米の矛盾を利用し、日本は国益を追求するチャンスが生まれている。ロシアと話のできる小沢・鳩山元首相と鈴木宗男を起用すべきであろう。
日本は対米追随一辺倒の外交から転換し国益優先の外交を進めるべきである。財政危機のアメリカにこれ以上追随しても、搾取されるだけで日本にメリットはない。ロシア経済のアジアへの取り込みは日本にしかできないのである。北方領土解決の最後の機会が来ていることを見てとるべきである。
同時にロシア国内のNGOにCIAを通じて、アメリカが資金援助し民主化で旧官僚たちのロシア権力層を打倒し、民主化でロシアを解体することを狙っている。すなわちユーゴスラビア解体のロシアへの応用である。
ロシアのプーチンはこのNATOの戦略は先刻承知で、欧州ミサイル防衛に反発し、アメリカ政府が内政干渉に「何億ドルも使っている」と批判し、18日~19日のアメリカでのサミット(G8)への出席を見送りにした。
大統領に復帰したプーチンの戦略は、アジア経済との結びつきを強化し、東シベリアを開発し、ロシア経済のハイテク化を図ることである。プーチンが北方領土解決を、柔道用語の「引き分け」で解決することを提案したのは、プーチンの戦略の柱が日本との関係改善にあると見てよい。
日本は原発の停止で原油と天然ガスが大量に必要で、ロシアはシベリア開発の資金と、開発した資源を日本に売りたいのである。日本の支払う資源の代金は、工業製品の対価となる。つまり日本とロシアの経済的利害は一致しているのである。
ロシアの民主化は資本主義の発展と結びついており、アメリカと欧州のやり方ではロシアを民主化できないのである。ロシアと欧米の矛盾を利用し、日本は国益を追求するチャンスが生まれている。ロシアと話のできる小沢・鳩山元首相と鈴木宗男を起用すべきであろう。
日本は対米追随一辺倒の外交から転換し国益優先の外交を進めるべきである。財政危機のアメリカにこれ以上追随しても、搾取されるだけで日本にメリットはない。ロシア経済のアジアへの取り込みは日本にしかできないのである。北方領土解決の最後の機会が来ていることを見てとるべきである。
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テーマ : 軍事・安全保障・国防・戦争 - ジャンル : 政治・経済

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