資本主義的手法を取り入れる北朝鮮!
北朝鮮の第3代目の金正恩第一書記が、今年1月資本主義的手法の取り入れを含めた経済改革論議を促している発言をしていることが報道(毎日新聞)されている。これが事実だとすると半島情勢の根本的変化につながる可能性がある。
金正恩は、昨日の演説では先軍政治の継承を言ったが、もともと北朝鮮の経済的立ち遅れはこの軍事優先の政策にある。旧ソ連や中国の援助がある間は軍事優先で良かったのだろうが、それが望めなくなった以上軍事力は経済的基礎に規定される。経済的資材を軍事に優先的に回せば経済が発展せず、したがって軍事力も発展・近代化できない。
ところが新指導部が資本主義的手法の取り入れを経済改革として行う論議をしているなら、これは北朝鮮が軍事的挑発で見返り援助をえる瀬戸際外交から転換するということである。
つまり北朝鮮が市場経済に転換するなら拉致問題の解決の好機が来ると言うことだ。北朝鮮が市場経済に舵を切るには日本の戦争賠償の資金が欲しいので拉致問題を解決しなければならない、しかも指導者が代わっているので解決できるのである。
ただし北朝鮮が市場経済に移行すると体制が揺らぐのは避けられない。資本と労働力の自由な移動、つまり民主的制度が無いと市場経済は発展しないので当面は国家資本主義をやることになるのだろう。
金正恩は、昨日の演説では先軍政治の継承を言ったが、もともと北朝鮮の経済的立ち遅れはこの軍事優先の政策にある。旧ソ連や中国の援助がある間は軍事優先で良かったのだろうが、それが望めなくなった以上軍事力は経済的基礎に規定される。経済的資材を軍事に優先的に回せば経済が発展せず、したがって軍事力も発展・近代化できない。
ところが新指導部が資本主義的手法の取り入れを経済改革として行う論議をしているなら、これは北朝鮮が軍事的挑発で見返り援助をえる瀬戸際外交から転換するということである。
つまり北朝鮮が市場経済に転換するなら拉致問題の解決の好機が来ると言うことだ。北朝鮮が市場経済に舵を切るには日本の戦争賠償の資金が欲しいので拉致問題を解決しなければならない、しかも指導者が代わっているので解決できるのである。
ただし北朝鮮が市場経済に移行すると体制が揺らぐのは避けられない。資本と労働力の自由な移動、つまり民主的制度が無いと市場経済は発展しないので当面は国家資本主義をやることになるのだろう。
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テーマ : 軍事・安全保障・国防・戦争 - ジャンル : 政治・経済

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