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世界中で右翼政権が勃興する理由

旧ソ連が崩壊し、中国が走資派指導部により市場経済化を進めたことで、世界中で労働者の政党であるマルクス主義政党が衰退した。多くの労働者が社会主義国の崩壊を見て、マルクス主義は時代遅れ、すでに「化石」になったと考えたのである。冷戦後にG7先進国首脳会議で「平和の配当」を追求することが決められ、搾取強化の強欲の資本主義の政策が進められ、世界中で格差社会化が進んだ。その結果、搾取強化で貧困化した労働者の不満を「反移民」を掲げる極右勢力が吸収する結果になり、世界中で政治的右傾化が進み、極右が台頭することになった。

右傾化が一番酷いのがアメリカだ。従来の黒人票やヒスパニック票に加え女性票まで民主党支持から離れ始めて、トランプ派が勢いを増している。トランプはバイデンがウクライナ戦争やパレスチナ戦争を解決できないこと、物価を高騰させたこと、移民を増やしたことを攻撃して、民主党を「共産主義者、マルクス主義」と攻撃し、「彼らは害虫のように暮らし、選挙を盗み暮らしている。」と攻撃し、まるでナチスのようなファシスト的発言をくりかえしている。
ウクライナの現政権(極右政権)はアメリカのCIAが資金を送りクーデターで作り上げた極右政権である。アメリカはこの政権を使いロシアを戦争へと挑発した。プーチンがことあるごとに、ウクライナの現政権を「ナチス」と呼ぶのは根拠があるのだ。

欧州も冷戦後安上がり労働力として移民労働者を入れた結果、失業と物価高騰が大衆の不満を高めた。大衆の不満を「反移民」の極右勢力が組織し、台頭を続けている。今年6月に行われる欧州議会は極右が大躍進すると言われている。中国はドイツの極右政党「ドイツのための選択肢」の幹部3人を呼び熱烈歓迎した。習近平は世界中の右翼政党にファシスト政権化を促し、独裁手法の有効性を強調しその統合を目指している。

ロシアと中国はいずれも独裁を強化している。ロシアはウクライナ侵攻で戦時体制を強化している。中国は習近平が国中にテレビカメラを設置し、国民を監視し、多数の党員を通じて密告制度で厳しく国民を監視し、大中華民族主義を煽り、イスラム教徒のウイグル族を消滅するため女性に不妊手術を強制し、今やファシスト政権となって、世界中の指導者に独裁政権の効用を説いている。

旧社会主義国のロシア(共産党は解体)と中国(今も一党支配)はいずれも官僚独裁であり、元社会主義国は市場経済化政策で国家独占資本主義化が急激に進み、その政治支配はファシスト政権に成長している。アメリカはロシアと中国が普通の資本主義になると夢見たが、一度社会主義的改革を進め、生産手段の私有制を解体し、全人民所有・集団所有化を進めると、市場経済化を進めても価値法則は貫徹しないので経済危機になり、強権で権力維持を図るので、容易にファシスト政権に転化するのである。

これはおそらく社会法則といえるものであろう。アメリカは安い労働力に惹かれて、中国に8万5000社の工場を建設し、とんでもない覇権国家を生み出したといえる。独裁で低賃金を保障する国が資本主義の自由競走で有利になり、一人勝ちするのは当然なのである。平等な競争条件でないのだから、独裁政権が市場経済化で世界市場でのさばり、世界の覇権まで夢見るようにまでなった。

今後、不平等な競争条件を嫌い、トランプの言うように中国に関税をかけるようになるであろう。貿易戦争が激化し、右傾化・独裁化・ファシスト化した世界が、経済危機と戦争の時代に向かう危険を指摘しなければならない。
#世界の右傾化
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コメント

確かに世界的右傾化です

 その中でも危険なのは習近平ファシスト政権です。
  トランプは右翼的発言が目立つが、戦争で金を使うな、国内優先です。
   ロシアは中国ほどではない、発展途上国の独裁政権も侵略はしない。
    14億人の核保有の侵略国は歴史上も例がないことです。
      第3次世界大戦になる可能性が高いと思う。

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