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徴兵制と傭兵が世界の大きな流れに

徴兵制とは、国家が国民に対して兵役、すなわち軍隊の役務に強制的に従事させる制度である。冷戦崩壊後、世界的に徴兵制を廃止し、志願制への流れが強まったが、最近の国際情勢の緊迫をうけ現在60カ国ほどが採用している徴兵制を強化したり、復活する国が増えている。

ロシアとウクライナでは戦争が始まるや徴兵を怖れて多くの若者が国外(隣国)に逃亡した。ミヤンマーではクーデターに反対して徴兵逃れで隣国のタイへの避難者が激増した。ウクライナ軍はワイロで徴兵を外すなど腐敗が拡大している。ロシアでは兵士不足を補うため刑務所で服役している犯罪者を6か月戦地に行けば、刑期を免除する方式で戦場に送り出している。今ロシアではこうした元犯罪者が社会復帰し、犯罪が急増している。

一般的に徴兵逃れは不正義の戦争の場合多く見られる。ウクライナ戦争はどちらの側から見ても不正義の戦争である。台湾政府は徴兵期間を延長したが、この国は習近平ファシスト政権からの防衛のためであるので反対運動は起きていない。

世界的に侵略戦争への批判が高まっているので民間軍事会社への委託事業として戦争を傭兵にやらせる形をとる大国が増えた。アメリカでは傭兵会社が数十社も生まれ、大きな傭兵会社は社員(=兵士)5万人を抱えている。ウクライナの右派クーデターやウクライナ戦争にもアメリカの傭兵が多数派兵されている。アフリカではロシアの傭兵会社ワグネルがロシア政府の指示で多数派兵している。最近では中国政府の傭兵会社のアフリカへの派兵も増えている。つまり世界中で戦争の需要が拡大し、傭兵で戦争を生業とする「死の商人」(=民間軍事会社)が増えているのである。

アメリカの国防総省が民間軍事会社に発注して、米軍に変わり戦争を遂行している。これは侵略戦争を隠蔽する新しい戦争手法といえる。アフリカの右翼独裁政権の傭兵として米・ロ・中の傭兵会社が各国の権益保持のために闘っているので、これは新しい形の偽装侵略戦争といえる。

これらは、冷戦崩壊後のグローバル化の波が資本主義の不均等発展をうながし、覇権国アメリカの相対的経済力が衰退し、一極支配の戦争抑止力が衰退した結果世界が多極化し、大国間の覇権争奪が激化した結果である。経済力のある大国(米・ロ・中)が傭兵方式を採用し、経済的小国が安上がりな徴兵制を採用するのである。

徴兵制と傭兵が世界の大きな流れになっていることが示しているのは、世界が戦争の時代に突入していることであり、こうした時代に「憲法9条は日本の宝」と戦争放棄と非武装を天まで持ち上げる観念的平和主義は、中国覇権主義の侵略者に味方し、日本を亡国へと導くものである。アメリカの従属国であるがゆえに法整備と国防への備えで、日本は安全保障面での大きな不備と欠陥を抱えているといえる。
#徴兵制  #民間軍事会社
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コメント

共産党の護憲は間違いです

 観念的平和主義とはうまいことを言う。
  あの党は党首を選挙で選べ、といった党員を除名処分にする。
   民主的でない独裁は憲法違反ではないのか?
    国を守るのが憲法の目的であり、時代の変化は考慮しないのか。
     国民が政権交代を望んでいるのに野党であり続ける変な党ですね。

偽装侵略と言える

 確かに「民間軍事会社」は大国の偽装軍事介入ですね。この会社の兵器は国の支援がないと装備できないわけで、民間軍事会社が事業を営み、国防総省が発注するなら、それは国家の戦争です。バイデンが米国内で人気がないのは戦争屋だからでしょうね。

バイデンはピンチですね

イスラエルさえ思い通りにならない。
トランプが勝つのは確実のようですね。
同盟国もピンチです。第三の候補が出ないとこまりますね。

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