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米政権内のアフガン戦争めぐる対立!?

オバマ大統領は6月23日アフガニスタン駐留米軍トップのマクリスタル司令官を事実上更迭した。
同司令官はロ-リング・ストーン誌の記事で、オバマ大統領が増派決定に時間を掛けたことを「苦痛だった」と語り、また増派に反対だったバイデン副大統領について「(バイデンて)誰だ」と発言して波紋を広げた。
アフガニスタンについては2009年12月にオバマ新政権が新戦略を発表し3万人が増派され現在掃討作戦が行われている。しかしこの掃討作戦も成果を上げているとは言えず、今年6月の米軍とNATOの国際治安支援部隊の死者数が戦争開始以降初めて100人に達した。
米同時多発テロを口実に始まったアフガン戦争は泥沼化して、すでにベトナム戦争を超えるアメリカ最長の戦争となった。
アメリカの世論は過半数がこの戦争を「闘う価値がない」としており、オバマ政権はこの世論を背に2011年7月に米軍の轍退開始を予定している。
6月14日にニュヨーク・タイムズ紙が米国防総省の調査結果として、アフガン全土には鉄・銅・コバルト・リチウムなど1兆ドル(約92兆円)規模の鉱物資源が埋蔵されていることを報じた。これは戦争継続の意義を知らしめて撤退を先送りしたい米軍部の意向を反映している。オバマのアフガン司令官更迭も撤退を計画しているオバマ政権と戦争継続の軍部の矛盾を反映しているのである。来年7月からのアフガン撤退は、ずれ込む可能性が出てきている。オバマの「息継ぎのための和平」はますます中途半端になりつつある。
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