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鳩山のイラン独自外交を支持する!

鳩山元首相が、民主党外交顧問の立場でイランを訪問したことが自民党や政権内で批判を呼び起こしている。
現在のイラン危機は、アメリカが内政立て直しを戦略とする「息継ぎの和平」に戦略転換しているので、とうてい戦争にはならない。

イスラエルの空爆の脅しも口先だけであり、「アラブの春」が続いている状況では、またアメリカが許さない状況では空爆はできない。いずれ話し合いで妥協が成立し解決されるものである。

これまで対米従属の自公政権は、アメリカの制裁が行われるたびにイランの日本の石油権益を放棄してきたのである。鳩山は「個人的外交」で日本の石油採掘権を回復しょうとしており。このような外交が無ければイランに日本が以前から保持していた原油採掘権はすべて中国のものとなりかねないのである。

今回の鳩山外交を批判している連中は、日本が独自外交をしてはいけないと思っているアメリカの手先ばかりであり、彼らは「いらん(イラン)外交だ」などとほざいている。国益も見えないこの手の売国奴の批判は間抜けとしか言いようがない。

アメリカが一極覇権を維持できない以上「2元外交」と言われようが、やらねばならない外交なのである。これが従属国の限界というべきで、アメリカの手先のことなど気にする必要はない。

本来ならば、日本は対米自立し、独自の戦略を保持して、多極外交を展開しなければならない局面なのである。日本はアメリカの支配する従属国だからこそ、本音と建前の外交をニ元的にやらねばならないのである。

アメリカのイラン制裁は原油高騰を招き世界経済の回復にもマイナスとなっている。愚策というしかないのである。
アメリカが日本の自立を認めず、自立派政治家潰しを続けるなら反米自立の人民が増えるであろう。
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テーマ : 軍事・安全保障・国防・戦争 - ジャンル : 政治・経済

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