fc2ブログ

戦争で荒廃するウクライナとロシア社会!

ロシアでは推定10万人の囚人が刑務所から戦場に動員され、半年後に無罪放免となる。この戦場からの帰還兵による凶悪犯罪がロシア国内を震撼させている。帰還兵のPTSDは精神的な打撃が自然災害などのPTSDと異なり、先頭中の記憶がトラウマとなり、恐怖を伴う脅迫的で破壊的症状に変化すると言われている。

報道によるとロシアでは昨年1~10月に判明した女性レイプ事件が少なくとも64件起き、2022年1年間で、殺人事件で2万1200人が殺害された。日本の殺人事件による死者が年間約300人であることを考え合わせると、ロシアの帰還兵問題の深刻さが分かるであろう。

こうしたロシア社会における帰還兵の殺人・レイプ・強盗などの凶悪犯罪の急増を、プーチン政権は報道を禁止して覆い隠しているが、ロシア社会の荒廃は隠しおおせるものではない。そもそも元社会主義国で、現在も官僚独裁の支配の下では、当然にも愛国心など育つわけもない。良心的青年達は徴兵を逃れるために海外に逃亡しており、犯罪を犯して刑務所にいる罪人を半年間に限り戦場に動員すれば無罪にするのだから、これは普通の帰還兵どころではない。

アフガン侵攻時の旧ソ連兵の死傷者は推定7万人といわれているが、ウクライナ戦争でのロシア兵の死傷者はすでに31万人以上とされている。その精神的に凶暴化した帰還兵たちが犯罪を次々起こしているのである。
    *   *   *
ウクライナ社会も荒廃している。こちらは反転攻勢がロシア軍の頑強な抵抗で戦線が膠着し、また国土がロシア軍のミサイル攻撃で荒廃している。また軍幹部やジェレンスキー政権の腐敗がひどく、欧米の支援の資金や武器が、政権幹部や軍幹部の懐に流れ込み、支援の兵器が戦場に届かないことがある。レズニコフという国防相が就任してから辞任するまでに10億ドル(1470億円)のわいろを手にしたと言われるほどで、欧州ではウクライナ政府と軍幹部の腐敗の酷さはよく知られている。ウクライナのNATO加盟の条件が、「腐敗を一掃する」ということなので、いつまでも加入が認められそうもない。

欧米が支援した武器や金が3分の1しか戦場に届かないと言われているほどで、ウクライナの政権と軍幹部の対立抗争も戦線膠着の原因が、双方が相手の裏切りによると考えているのである。報道によるとウクライナ兵士は戦争に悩まされているのではなく、増えすぎたネズミたちが塹壕の中で、兵士たちのセーターの中に潜り込んだり、手をかじったりして、寝ている暇もない事態となっている。ネズミたちは兵士たちの排泄物も食べるので兵士たちの間に疫病がまん延しているという。ジェレンスキー政権が国防相を更迭しても解決できるわけではない。

こうしてウクライナ戦争は、ロシア社会もウクライナ社会をも荒廃させている。もはや双方とも無意味な戦争をやめて、停戦したいのであるが、ジェレンスキー政権は領土を取り戻さずに停戦はできず、ロシアも旧ソ連領であったウクライナのNATO加盟を許せるわけがない。このままでは双方の社会的荒廃がますますひどくなることは疑いないことである。

いつまでも欧米や日本がウクライナ支援を続けられるわけもなく、世界中が経済的に疲弊していくことになりかねない。しかし、困ったことに政治家は選挙があるので弱気な現状での停戦を口にできないのである。
#ウクライナ戦争で進む社会的疲弊
スポンサーサイト



コメント

停戦すべきです

 戦争は国土を破壊するだけでなく、人間の心も破壊します。
 政権は腐敗し、国民には絶望があるだけです。

ウクライナは停戦したほうがいい

 アメリカの支援が当てにできない以上敗北よりも、今の戦線で停戦するほかない。小国がアメリカにのせられてロシアを挑発した以上、現ウクライナ大統領は民族の裏切り者と判断すべきです。

コメントの投稿

トラックバック


この記事にトラックバックする(FC2ブログユーザー)

SEO対策:政治