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パレスチナ和平がアメリカの大統領選を左右する

報道によるとバイデン米大統領は19日、パレスチナ自治区ガザ地区での戦闘を続けるイスラエルのネタニヤフ首相と電話協議し、「(パレスチナ国家の樹立を前提とする)『2国家解決』は実現可能だという強い信念」を伝えたという。

ホワイトハウスでのイベント後、ネタニヤフ氏が首相である限り2国家解決は不可能かという記者団の問いかけに、「そんなことはない」と回答。そのうえで「2国家解決」には様々な種類がある。国連加盟国には独自の軍隊を持たない国も多い。うまくいく方法はあると思う」などと語った。つまりアメリカはイスラエルに脅威を与えない非武装のパレスチナ国家を構想しているのである。

イスラエルではロシアから移住した住民の数が増え、それを基盤にした極右が政権を握っており、今も西岸での入植とパレスチナ人の土地を武力で奪い取っている。したがってネタニヤフ政権がアメリカの『2国家解決』を受け入れるわけがない。

非武装の国家であっても後ろに金持ちのアラブ産油国がついている以上、非武装がいつまで続くか保証がない以上ネタニヤフ政権はパレスチナの占領政策を堅持することは間違いがない。彼らは今回のパレスチナ攻撃ですでに2万数千人のパレスチナ人を殺しており、その憎しみの連鎖を自覚しているので、パレスチナ人をすべて追い出すまで攻撃はやめないとみられる。

ネタニヤフ政権はアメリカの大統領選でトランプが勝つことを考慮したほうがいい。今アメリカの同盟国の政治指導者がバイデン後のアメリカが「アメリカ第一主義」のトランプが勝つ可能性が高くなっていることを憂慮している。

「アメリカ第一主義」のトランプはNATO脱退や朝鮮半島からの米軍の撤退を表明したことがある。トランプは徴兵を拒否した過去があり、米軍需産業の戦争路線に反対しており、アメリカの金融資本にユダヤ人が影響力を持っているとはいえ、いつまでもアメリカの支援は期待できない可能性がある。

今のイスラエルはアラブ全体どころか全世界を敵に回しているので危ういとしか言いようがない。このままでは、反ユダヤ主義が全世界に慢延しかねない。世界の多くの人がユダヤ人の命とアラブ人の命の重さに違いがあるのか?との疑問からイスラエル軍のガザでの虐殺を批判している。

イスラエルの行き過ぎたガザ攻撃が、アメリカの国内情勢に影響し大統領選でアラブ系の票が反民主党となり、バイデンが不利になっている。バイデンはイスラエルに「2国家解決」を受け入れさせないとトランプに負ける可能性が強い。トランプは中東からも米軍を完全撤兵するのは確実だ。

今のままでは、イスラエルは孤立して、中東がロシアや中国と結びつきを強める中で安全保障が成り立つわけがない。イスラエル国民が極右政権に見切りをつける可能性が強いのである。ネタニヤフ政権に求められているのはこうした世界情勢の変化を自分の支持基盤に理解させることであるが、汚職で追及されているネタニヤフにはその力は無い。中東の混迷は続くであろう。

重要なことは、中東が油田地帯であるゆえに世界の火薬庫であるということだ。アメリカがパレスチナ虐殺を止められなければ、アラブ系アメリカ人の票はトランプに流れるであろう。これがバイデンの敗因になりかねない。いくら郵便投票で不正しても今回はトランプが勝つ可能性が強いのである。ゆえにバイデンは何が何でもイスラエルを説き伏せねばならない。世界の関心がバイデンのイスラエル説徳の行方に注がれている。
#米大統領選 #パレスチナ虐殺
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コメント

バイデンはまとめたいでしょうね

 イスラエルは停戦してパレスチナ国家を認めるすべきです。
  次の大統領がトランプになると世界が無茶苦茶になるように思う。

トランプが有利ですか

 バイデンはボケが始まって、最近は記者会見も避けているそうですね。
  トランプだと日本も「思いやり予算を二倍にせよ」と言われそうですね。
   第3の大統領候補が出てこないものですかね?

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